1993.09.28
外資系の香り
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル Club Superior Room
喜-1

横浜ロイヤルパークホテルからハシゴしてくると、雰囲気の違いをより鮮明に感じ取ることができる。ロイヤルパークも外国人の優れたデザイナーを起用し、質感の高いインテリアを実現しているが、やはり全体の空気は日本のホテルだった。インターコンチネンタルはもっとトータルに外資系の香りが感じられる。特に空間のダイナミックな使い方がいい。ロビーにおけるスケール感と洗練の調和は、国内でも有数だ。

今回はほぼ定価でクラブフロアに滞在した。1泊5万円は正直高い。38平米の客室はブルーを基調にすっきりとした色使いで、港の景観と見事にマッチしている。アメニティはニナリッチ製で優雅な雰囲気。クラブラウンジもエレガントで心地よい空間だった。どちらかというと、ロイヤルパークよりもこちらの方が肌にあっているように感じた。

(この頃はまだまだ端正なインテリアが守られ、外資系らしさがありました。最近はもうめちゃくちゃです。)

Y.K.