2001.12.14
妥協なのか無理なのか
ホテル阪急インターナショナル Standard Room
喜-4

客室階廊下

3年ぶりの宿泊だった。前回の宿泊では、客室の清掃とメンテナンスの点で、どん底までガッカリさせられた。細部まで妥協のない豪奢な造りだけに、気の抜けた手入れの仕方には怒りさえ感じていた。しかし、今回はパブリックスペースも客室も、館内のどこを見ても申し分のない状態でその変化に感動した。

絨毯やソファに見られた染みや汚れは、今は見つけることができない。また、到着から出発まで、接したスタッフはみなにこやかで、かつ優秀なスキルを発揮しており、実に快適なホテルだと実感させられた。今年は、大阪市内の主だったホテルに数多く宿泊する機会があったが、その中で総合的に最も満足度の高い滞在だった。

ここまで気合の入ったサービスを実現させているとなると、やはりターンダウンサービスを省いていることが疑問に残る。毎度思うことだが、昼間に到着してすでに寝支度が終わっているというのは感じが悪い。その気があればできること。無理なことだとは思えない。ぜひ妥協をせずに、東京からでもはるばる泊まりに行きたくなるような、大阪のナンバーワンを目指してほしい。

室内全景 ライティングデスクとキャビネット

ベッド ナイトテーブル

ソフトドリンクは無料 ソファ

アクリルケース アメニティは男女別に用意されている

Y.K.