コンサートで会いましょう
喜怒哀楽トップページへ
2002年
2001年
2000年
1999年
1998年
1997年
1996年
1995年
1994年
1993年
1992年
ホテル別インデックス
レストラン別インデックス

2002年10月27日

センチュリーハイアット東京 View Room
喜-1 すべきこと
ロゴの入ったバスタオル

気に入っているホテルなのに、気が付けば前回の宿泊から随分と経っていた。結局、年に1度か2度しか滞在できないのだが、気分的にはもっと何度も利用しているつもりだった。この程度の利用頻度では、顔を覚えてもらえることもなく、とりわけ大切に扱ってもらえることもない。この日は、オペラの稽古の後、夕食をとりながら打ち合わせを済ませてから到着したので、ロビーには人影も少なく、閑散としていた。そんな時間にチェックインする場合、フロント係も冷たくて無愛想と相場は決まってる。しかし、センチュリーハイアットは違っていた。物腰は落ち着いていたが、期待以上に親切だった。

予約はゲストルームのシングルユースで入れてあった。予約時に禁煙ルームをリクエストしてあった。チェックイン時には疲れていたので、うっかりと再度禁煙ルームを頼むことを忘れてしまった。キーをもらい客室へ入ると、非常にタバコのにおいが強く残っていた。わずかなにおいであれば諦めるところだが、フロントへ電話をいれて、別の部屋を探してくれるよう頼んだ。

程なくしてマネージャー自らが新しいルームキーを持って現れ、いつも禁煙ルームをご利用いただきながら、気が利かずに申し訳なかったと詫びた。その姿勢に感心した。そして、新しい客室は先程よりも広く高層階のビュールームだった。狭い部屋から来ると、そのゆとりはひときわだ。部屋のにおいもまったくない。

更にそのマネージャーは、メンバー用のセッティングのない客室に案内してしまったので、すぐに用意させるといい出て行った。一旦チェックインが過ぎてしまうと、本当はそうしなくてはならなかったということがあっても、まぁいいやで済ませてしまうケースも多いだろうに、こうしてきちんと対応してくれるのはうれしいものだ。続いて若い客室係が来て、追加のタオル、バスマット、バスローブ、アメニティなどを置いていった。

LANは24時間1,200円、駐車場は24時間1,000円。それらは案内に記載してある。この夜は観なくてはならないビデオテープがあったので、貸し出し備品の案内を確認しすると、リストに載っていた。係に電話をして持ってきてもらい、セッティングし終わると、貸出料金1,000円と書かれた書類にサインを求められた。リストには料金の案内はなく、どう考えても無料の品々と列記されていたので、無料なのかと思っていた。1,000円なのは構わないが、貸出時にきちんと確認をしてほしいものだ。

客室面積は約33平米。実感としてはもう少し広いのではと思うほどゆとりが感じられる。ダークブラウンの家具と、ベージュを基調にコーディネートされており、いつの季節にも違和感のない、上品なインテリアだ。照明はやや控えめの明るさだが、それがむしろいい雰囲気を作っている。寝具は心地よく、デスクも広くて使いやすいなど、オーソドックスながら使い勝手のいい客室だ。

バスルームは蛍光灯をメインにした明るい空間。シャワーブースはないが、広々としている。しかし、トイレの水には中水を使っているようで、いつもトイレから妙な臭いが立ち上り、バスルーム内に充満しているのが気になる。シャワーやカランの湯量もいまひとつなので、水回りの改善に期待したいところ。

ワイドなデスクとバゲージ台 入口方向から室内奥を見る

白いタイル張りのバスルーム アメニティ

[センチュリーハイアット東京] 950303 970823 990911 991113 000618 000725 001102 010212

Y.K.