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2003年12月26日

キャピトル東急ホテル Standard Room
哀-5 自信過剰
クローゼットの襖
第一ホテルからきたためか、このホテルで働くだれもが生き生きと見え、とても親切に感じられた。いつもは愛想のないエレベータもこの日は味方をしてくれ、ほとんど待つことなく乗れた。客室は庭を見下ろすスタンダードルーム。庭を見るには低層階の方が近くていい。深夜に初雪が舞い、庭の木々も朝にはうっすらと雪をかぶっていた。庭の電飾はクリスマスの名残りで、そのまま正月まで乗り切るつもりらしい。その辺りは外国の流儀でいくようだ。

今回の滞在は、ここ最近のキャピトルの中では快適だったという印象を持ってチェックアウトに向かった。しかし、夢もそこまで。わずかな手違いが、大きな不信感のしこりとなって残ってしまった。会計の伝票を見せずに金額だけを告げられたので、思っていたより高いと感じたが、支払を済ませた。その後明細を渡されたのでチェックすると、サービス料込みの料金で予約したはずなのに、重ねてサービス料が加算されていた。

料金が間違ってやしないかと尋ねても、間違いないとまったく譲らないし、調べようともしない。相当な自信を持っていなければ、このような態度は取れない。携帯に保存した予約画面を見せてもなお譲らない。とにかくもう一度よく確認して、結果をレストランに知らせるよう告げ、カウンターを後にした。

食事をしていると、先程の係が上司を伴って謝罪にやってきた。やはりホテルの手違いがあり、料金が間違っていたとのこと。今更どの面下げてそんなことがいえるのかと怒鳴られても仕方がないような態度を貫いたことは許しがたい。このホテルでは問題が生じても、自分たちを省みる前に客を疑う傾向が強い。何事もなければ快適なホテルだが、何かあったら最悪の気分にさせられる。証拠を見せても非を認めないとは、さすが永田町のホテルだ。表面ではにっこりしていても、実は客をなめきっているということなのだろう。

キャピトルで最も渋さのあるスタンダードルーム カバーの掛かったベッド

石張りのバスルーム 日本製のアメニティ

源氏 クリスマスの名残りを感じるイルミネーション

[キャピトル東急ホテル] 960217 990103 990618 000504 000805 010407 010628 010818 010923 020222 020302 020524 030511 030514 030531 030628 031029 031108

Y.K.