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2005.04.03.(日)

ヒルトン東京 Hilton Room
Hilton Tokyo
哀-1 料理優先
シンプルになったフルーツ
珍しくフロントは混雑もなく、快活で健康的な女性の係がチェックインを担当し、スムーズにルームキーを受け取った。だが、部屋に行ってみると、エレベータホールのすぐ裏だったので、音が気になると予測してルームチェンジしてもらうことにした。若いベルは細かい気遣いを見せ、丁寧に対応してくれた。

新しい客室は喫煙室だった。入った瞬間はタバコの臭いが気になったが、エレベータの騒音よりは我慢ができそうだった。程なくしてウェルカムフルーツが届いたが、以前の盛り合わせと比較すると、シンプルになった。

部屋に荷物を置いてから、知人と会う約束になっている「トゥエンティワン」に向かった。開店と同時に入ったので、まだ他に客の姿はない。一番奥にあるセミコンパートメント席が用意された。席からは店全体を見渡しつつも、落ち着いた雰囲気を保っている。

料理はメインディッシュに山形牛のサーロインを、オードブルにはアスパラガスとシーフードを使った季節の料理を選んだ。ついでにアスパラガスのスープを注文。オードブルにはオリジナリティが感じられたが、甘いソースはマッチするものの、シーフードの存在感が淡かった。デザートに注文したマスクメロンは、冷蔵庫臭くて残念。

サービスは細やかさを感じるものの、メニューやワインリストを差し出すタイミングは、会話に割り込んで来るなど、やや節度に欠けるようになってしまった。テーブルの状況よりも、料理提供が優先されていたが、では料理にそれだけの説得力があるかといえば、そうでもない。普段が見事なだけに、今回は満足できなかった。

セミコンパートメントから店内を見る 山形牛サーロイン

[ヒルトン東京] 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831 040311 040602 040621 040628 040908 041228 050106 050219 050322 050327

Y.K.