謎の男が徘徊する廊下
2006.03.24(金)
ホテルメトロポリタン高崎 Superior Room
Hotel Metropolitan Takasaki
哀-1

ロビーラウンジ 前橋での公演を終えて、高崎駅に到着した時は午後10時を過ぎていた。すでに閉店している駅直結の専門店街を通り抜けて、ホテルロビーへと通じるエレベータに乗った。6階にあるロビーは想像していたよりも広く、宴会場やレストランもこの階に位置しているようだ。レストランに併設されたバーからは、男女の騒がしい声が聞こえてくる。だが、ロビーに人の姿はなく、フロントに立つ初老の男性が一人立っているだけだった。

キーを受け取って、7階の客室に向かった。このフロアには、かつてファミリーバンケットと称する小宴会場があったそうだが、現在では半分が改装されエグゼクティブフロアとなっている。残りの半分は小宴会場として残されており、客室とは廊下の扉で仕切られている。

扉を開け、カードホルダーにルームキーを差し込むことによって、室内の電気系統が作動する仕組みになっている。空調はマンション風の個別式で、窓の外に室外機が並んでいる。窓からは低層階の屋上部分が見えるだけで、眺めはよくない。せっかく窓が2枚あっても、それらは採光用という感じだ。もっとも、ハーフミラーになっているので、夜は鏡の役も果たしているが。

今回利用したスーペリアルームは約20平米の面積があり、1名もしくは2名で利用できる。ベッドサイズは160センチ幅で、聞いたことのないメーカーのマットレスを使っているが、寝心地はよかった。願わくば、もう少しシーツがなめらかだといい。室内では、ベッドが大半のスペースを占めており、その周囲にはあまり余裕がなく感じられる。天井高が240センチと低いのも圧迫感の原因だろう。だが、デスクは大きめで使いやすく、イスのデザインもなかなか。テレビは22インチで、壁に取り付けられており、DVD/CDプレイヤーも備えている。コンセントが数箇所に点在していて便利だった。

入口の近くには、置き家具風のクローゼットがある。大きくていいのだが、中が暗くて見にくかった。また、小物類がデザイン性のあるもので揃えられているのが興味深かった。おそらくコンランショップあたりでセレクトしたのだろう。DULTONの卓上ミラー、ブラックカラーのカップ&ソーサー、ステンレス製のティシューケースやダストボックス、スケルトン風のハンガーなど、念入りに選りすぐった印象だ。ルームサービスは、朝食と夕食のみ営業しているほか、1階にある「フレッシュネスバーガー」からデリバリーを取ることもできる。ミニバーはミネラルウォーター210円、ソフトドリンク350円などが用意されている。

バスルームは約4平米と、このクラスの客室としては広々取られている。だが、全体に暗いことと、シャワーの勢いが弱いことが気になった。アメニティはリンスインシャンプーとボディソープのミニボトルなどが置かれているが、小物類のセレクトぶりを考えると、アメニティにも一層の工夫が欲しいところ。カップ&ソーサーなどは2名分あるが、タオルやアメニティは1名分のセットだった。しかし、改めて考えると、イスは室内にひとつだけしかないし、空間的にも2名で利用するには窮屈なので、ここはやはり1名向きの部屋だ。

客室そのものは新しくてそれなりに快適だったが、眺めが悪く圧迫感のある空間というのは、長く過ごしたいという気分になれない。それに加え、深夜に客室階廊下を不審な男がうろうろしていて不気味だった。なにやらブツブツと言いながら、廊下を行ったり来たりして、時折ドアノブをガチャガチャとする。ドアには鍵が掛かっているとは言え、ちょっと怖かった。

 
ベッドが部屋の大半を占拠している デスクユニットはスッキリとデザインされ機能的 入口脇には大きめのクローゼット

小物類はよくセレクトされている ベイシン バスタブ

 
ホテルメトロポリタン高崎


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