不気味な物音
2006.07.10(月)
ホテルパシフィック東京 Standard Suite
Le Meridien Pacific Tokyo
楽-1

まだすいているプール ホテルパシフィックの屋外プールは、25メートルの長さがあり、遊泳ゾーンとトレーニングゾーンに分かれていたり、飛び込み台があったりと、様々な目的で利用する人たちが、それぞれに気持ちよく使える工夫がなされている。他に子供用の小さなプールやプールサイドスナックがあり、ピークシーズンには人気ビーチ並みの混雑ぶりを見せる。デッキチェアも数多く用意されており、別途料金が掛からないのがいい。ホテルの屋外プールは減る一方だが、ここはますます注目が高まっているようだ。

だが、今シーズンは営業が始まったばかりで、この日は日曜日だというのにガラガラだった。水はそれほど冷たくないし、泳いでいると気持ちがいい。緑が多く、のんびりと過ごせる雰囲気だが、木陰は蚊が出るので注意が必要だ。プールサイドスナックも暇。ハンバーグライス1,300円とパイナップルジュース500円を注文したら、えらく張り切って作ってくれた。

夜、部屋では不気味なことが起こった。上の階から、なにやらドシドシと重いものを運んでは床に下ろす作業を繰り返しているような音がずっと響いていた。こんなに遅い時間に何をしているのかなぁと不思議に思いつつも、そのうち収まるだろうと気にしないようにしていた。だが、段々とエスカレートするので、とりあえず上階に様子を見に行った。該当する部屋の辺りに立って様子を伺ってみたが、何の音もしない。ちょうど終わって、静かになったのかなと思い部屋に戻ると、やっぱりドスンドスンと音がする。

フロントに聞いてみたら、「上のお部屋は空室です」とのこと。では一体どこから聞こえてくるの?深夜1時過ぎになったら、一旦静かになった。安心してベッドに入ると、今度はベッドの向う辺りから、人の話し声や笑い声が聞こえる。でも、ここはコーナールーム。ベッドの向うは外だ。19階の空中で、人が話しているなど、ちょっと考えにくい。結局、原因はわからなかった。

今回利用したスイートは、またインテリアが異なっていた。家具はダークブラウンで、渋い感じのカラーコーディネートになっている。大きな差はそれだけだが、雰囲気は随分と違って感じられた。

チェックアウト時、担当した係はとても無愛想だった。ニコリともしないだけでなく、何かを頼んでも、返事をしない。言ったことはやっているので聞こえてはいるようだ。接客業なのだから、客にものを頼まれたら、せめて「ハイ」とか何とか言ってもらいたいものだ。

 
ダークブラウンを基調としたタイプ いつものデスクやアーモアが渋く見える リビングからベッドルーム方向を見る

入口付近の前室も渋めのデザイン ドレッサーからバスルームを見る ベッドルーム

 
ホテルパシフィック東京 000105 000418 000927 020315 020608 030225 030713 030802 031231 050822 051125 060611 060627


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