フロントとコンシェルジュ
2006.07.15(土)
ラディソン都ホテル東京 Deluxe Room
Radisson Miyako Hotel Tokyo
哀-2

村野藤吾デザインの階段 都ホテル東京から届いたメールに、開業27周年記念宿泊プランの案内があった。プレミアムフロアデラックスルームの宿泊に、ペイテレビ無料、朝食、レイトアウト14時、THALGOアメニティセットが含まれるパッケージが27,000円で、土曜日にも空きがあったので、予約を入れておいた。

チェックインは、混雑していた。随分と待たされた後に、今度は部屋が出来ていないとかで、更に待たされることに。やっと声が掛かって、ルームキーを受け取った際、朝食券をもらっていなかったので催促したが、今回のプランに朝食は付いていないと言われた。つい最近、キャピトル東急ホテルでも同様の対応をされたが、その時は予約内容をプリントアウトしたものを持っていたので、すぐに朝食券をもらえた。しかし、今回はプリントしてこなかったため、係にそう言われてしまっては、自信が持てなかった。

だが、朝食券は後から部屋に届けられた。チェックインが済んだ後に、係がもう一度確認をしてくれたのだろう。最初から間違いなく対応してくれるに越したことはないが、客から指摘されたことをもう一度確かめなおして、間違いがあれば低姿勢に訂正してくれれば、結果的には信頼にも通じる。たちの悪いホテルなら、付いているはずの朝ごはんを食べそびれることになっただろう。残念なことに、そんな対応に終わってしまうホテルは少なくない。

その朝食券で、中国料理「四川」でのブッフェブレックファストを利用した。中国料理店だけあって、点心や中華粥などのアイテムもあるが、あくまで洋食中心の品揃えだ。ざく切りにした見るからにみずみずしいレタス、山盛りにされたブルーベリーやスライスパパイヤなど、見栄えがよくフレッシュな印象。その半面、トースト用のパンは切り方が厚すぎるようだし、演出効果もある巣箱の蜂蜜は、カスばかりで味が悪かった。

レイトチェックアウトをしたので、出発がちょうどチェックインタイムと重なり、またもフロントには行列が出来ていた。なのに、フロントには係がふたりだけ。毎度毎度繰り返されるこの要領の悪さは、なんとかならないのだろうか。フロントが客の対応に追われて四苦八苦している間にも、客たちのイライラは募ってゆく。客の後ろで構えるベルガールたちは、何をするわけでも、また何が出来るわけでもなく、段々と目障りにさえ感じて来た。

フロントの列は一向に進まない。何をやっているのかと思ったら、一人は近隣のレストランの情報を求めて、あれやこれやと質問をぶつける客に長時間つかまっており、もう一人はフライト関係の要望に対応していた。フロントの斜め前には、独立したコンシェルジュデスクがあり、そこではコンシェルジュ2名が暇そうにしている。今フロントで対応していることは、コンシェルジュの方が適任ではないか。対策を考えて欲しい。

 
12階のデラックスルーム デスクとアーモア ベッド

大きなミラーと観葉植物 バスルーム 「THALGO」のアメニティセット

 
ラディソン都ホテル東京 980815 000728 011110 020118 020329 020519 020927 021108 030505 030510 030524 030621 030728 031004 031111 031228 040401 040402 040407 040530 040904 041010 050225 050401 050406 050409 050521 050807 060416 060503 060606


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