リバーサイドホテル
2006.07.19(水)
沼津東急ホテル Single Room
Numazu Tokyu Hotel
楽-2

シャンデリア越しにフロントカウンターを見る 沼津東急ホテルは、沼津駅南口から、さんさん通りをまっすぐ歩くこと7分ほどの場所にある。ホテルのエントランスは小さく、駐車場のようにも見える車寄せの奥にひっそりとある感じだ。大理石を敷いたエントランスホールには、2階のロビーへと通じる階段とエスカレータがあり、それを上りきるとロビーラウンジ越しに狩野川の開けた景観が正面に見えてくる。ロビー自体それほど大きくはないが、小さなエントランスから進んでくると、急に視界が開けたような効果があり、更に、明るい色調のインテリアや、吹き抜け部分に下がるシャンデリアが、華やかさを増幅しているようだ。

今回利用した客室は、スタンダードなシングルルームだ。面積は17平米で、レイアウトやインテリアはオーソドックスなもの。ベッドは120センチ幅で、カバーと一体になった寝具を使っている。ベッドと窓の間にはアームチェアとテーブルがあり、ベッドの向かいにデスクや引き出し、テレビと冷蔵庫をコンパクトにまとめた。面積的にはビジネスホテルクラスだが、家具がしっかりとしているあたりが、かろうじてシティホテルとしての面子を保っている。

窓の配置が高く、スライドさせて開閉できるという点も、いかにも東急ホテルらしい。窓そのものは大きくないのだが、周辺に高い建物が少ないため、10階程度の高さからでも十分に開けた景観が望める。ツインルームがある側は狩野川に面しているので、リバーサイドホテルの趣きが楽しめるだろう。一方、シングルルームのある側は、遠くに駿河湾や富士山を眺められるという。しかし、この日の天候はすっきりせず、時折海は見えても、富士山は残念ながら見えなかった。

バスルームはコンパクトなユニットバス。東急インのものよりは広いかもしれないが、比較的新しい東急ホテルのものとしては、いささかゆとりに欠ける。アメニティも、ポーションのシャンプー類など、あまりパッとしない。クローゼットは小さく、ハンガーは3本だけだった。全体的に、長く過ごしたくなるような雰囲気ではなく、ビジネスユースに向いた客室だといえる。

6階にはかつて小宴会場や会議室があったが、改装して一部が客室になった。そこはファンクションフロアと呼ばれており、16室のスタイリッシュなシングルルームがある。その他、3店舗のレストラン・バーを備え、料金も手頃だ。

 
ベッドは120センチ幅 シッティングスペース越しにデスクを見る 部屋の奥から入口を見る

ユニットバス 川の眺め 夜の橋

エントランスホール フロントカウンター前 フロント前のソファとシャンデリア

 
沼津東急ホテル


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