パークマ
2006.08.25(金)
パークホテル東京 Premium Twin Room
Park Hotel Tokyo
怒-2

パークマさん パークホテル東京は、この9月で開業3周年を迎える。それを記念したプランが売り出されていたので、利用してみることにした。料金的には普段のベストレートと大差ないが、パークホテル東京のロゴが入った服を着たクマのぬいぐるみが2体付いてくる。それをチェックインの際に渡されたが、持ってみたら綿菓子のように軽くて驚いた。きっと中国あたりからはるばるやって来たのだろう。パークホテルのクマだから、パークマと名付けてみた。

最初に用意された部屋は喫煙ルームだった。タバコの臭いがきつかったので、部屋に入ってすぐにフロントに電話を入れてルームチェンジを申し出た。その時、電話で応対した係は、すぐに新しい部屋を用意すると言って電話を切ったが、程なくしてチェックインを担当した係から電話が掛かってきた。そして、今いる部屋をすでに使ったかどうかと尋ねられ、その口調からは、もし使ってしまった後だったらルームチェンジには対応しないという意図が感じられた。使うもなにも、まだ到着してから何分も経っていないことは、チェックインをした当人が一番よくわかっているだろうに。それに、このようなことを尋ねられるなど、前代未聞のこと。とても気分が悪かった。

改めて用意された部屋は、とりあえず禁煙ルームだった。しかし、なんとなく空気がよどんでいる。部屋の隅には、空気清浄機が置かれているが、どれほど機能しているのか疑わしく思われた。部屋のタイプはプレミアムツインルーム。このホテルは、いつの間にか部屋の呼称が変更になった。スタンダードツインAはシティツインに、スタンダードツインBはコーナーツインに、そして、スーペリアツインがプレミアムツインに変更されている。

入口を入ると長い廊下があって、突き当たりは細長い窓がある。部屋はちょうどクランク状に折れ曲がった配置になっており、入口から居室が見えにくいのはいいが、無駄なスペースが多すぎるのが難点。全体がベージュでコーディネートされており、よくまとまっていはいるが、同系色過ぎてやや退屈な印象もある。窓はカーブを描いており、結構広い面積を持っている。この窓は以前利用したコーナーツインのような二重構造ではないが、汚れは気になった。

ベッドはハリウッドツインで、他にソファセットと、ライティングデスクなどを備えている。バスルームは3.6平米のユニットバスで、まったく面白みはない。バスタブの背後に無駄なスペースがあるが、それならばもう少し長いバスタブを使えなかったのかと疑問に感じる。バスルーム入口とソファセットとの間には、ダークブラウンの仕切りを設け、ソファからバスルーム内が見えにくいように工夫した。

開業した当時にも、一度同じカテゴリーの部屋を利用しているが、その時の部屋はこれほど広くなかった。両方を比べると、スペース的にも設備的にも、かなりの差があるように思う。これらが同じ料金というのはいかがなものか。もし狭い方になったら、すみやかにルームチェンジを申し出た方がいい。

チェックアウト前、荷造りをしていたら、何の前触れもなく突然ベルガールが扉を開けて部屋に入ってきた。部屋に誰もいないと勘違いしたのかもしれないが、すでにアウトのサインが出ている部屋だとしても、チャイムを鳴らしたりノックをして、不在を確認した上でなければ、扉を開けてはならないはずだ。基本がなっていない。

 
ミニバー前から部屋の奥を見る 窓はワイド 窓際から入口方向を見る

バスルーム扉とソファセットの間には仕切りがある ハリウッドツインのベッド デスクユニット

退屈なバスルーム バスタブの背後に無駄がある 眺め

 
パークホテル東京 030901 040229 040903 041203 060103 060202 060326


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