レギュラーフロアにて
2006.09.02(土)
ホテル日航新潟 Superior Single Room
Hotel Nikko Niigata
哀-1

部屋から見る信濃川と万代橋 前回宿泊した時は、ニッコーフロアのスーペリアシングルを利用したが、今回はレギュラーフロアにある同じタイプの客室に2泊した。ラックレートに於いてその差はわずか1,155円だが、ニッコーフロアの場合、ウェルカムドリンクサービスや、上質なアメニティ、バスローブ、デュベスタイルの寝具、大型液晶テレビなど、値段以上の付加価値が付く。だが、今回はニッコーフロアを利用するプランに空きがなく、諦めるしかなかった。

室内にあるアイテムは、ニッコーフロアでもレギュラーフロアでも差はないが、各アイテムのクオリティはニッコーフロアの方が優れている。インテリア的にもニッコーフロアの方が明るい色使いで、特にベッドスローのチェック柄が、いいアクセントになっていた。それに比べると、レギュラーフロアはさっぱりと感じる。全体的に色味が少なく、ややくすんだようなイメージもあって、パッとしない。

天井の高さは同じ260センチだが、29階の客室は窓の上の梁がないので、天井の一番高い部分からカーテンが下がっていた。ここには梁があるので、窓際の開放感に物足りなさがある。また、前回の向きは河口側だったが、今回は万代橋や新潟市の中心部を望む向きだった。海に向かう眺めもいいが、夜景はこちらの方がずっと美しく見えた。

パソコンを備えているテレビは14インチと小ぶり。やはり、ニッコーフロアと同じく20インチは欲しいところだ。冷蔵庫にはソフトドリンク類などが用意されており、ミネラルウォーターは252円だ。エレベータホール近くの自販機なら230円で売っている。

クローゼットは、シングルルームとしてはまあまあの大きさがある。ハンガーは5本用意してあるが、それでも不足したので追加してもらった。室内に引き出しがないので、特に連泊の場合、こまごまとしたものを整理するのに困る。寝具はカバーと一体化したタイプで、あまり心地よくない。ナイトランプもなく、チューブ式の読書灯があるのみ。ベッドサイドにはアナログの置時計を置いているが、カチカチと音がしてうるさかったので、冷蔵庫に入れてしまった。

バスルームは3平米のユニットバス。退屈なデザインだが、清潔感はある。タオルは大小1枚ずつの他、ウォッシュクロスを備える。アメニティは少なく、シャンプー類はボトルディスペンサーで、ソープもリキッドタイプのみだった。

前日のイタリア軒と比較すると、こちらは眺めもいいし、設備は機能的ではあるが、趣に欠ける。インテリアがさっぱりしすぎていて、研修施設のようだ。年月を重ねていったとしても、風格が増すような造りでもない。今は新しいからいいが、その魅力は段々と色あせていくような気がした。

 
20平米のシングルルーム ピアノフィニッシュのデスクユニット ベッドは140センチ幅

入口付近 ベイシン バスタブ

 
ホテル日航新潟 050123


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