新デラックスルーム
2006.11.29(水)
ヒルトン東京 Deluxe Floor Room
Hilton Tokyo
楽-3

ひるいぬファミリーに混ざってクリスマスのクマも売られている 改装が終わったエグゼクティブフロアに次いで、デラックスフロアも順次改装が進んでいる。この度一部のフロアが完成したというので早速利用してみたが、かなり気合いを入れて改装し、元の印象がほとんど残っていないまでに変化したエグゼ階に比べ、デラックス階は一部に以前の設備を活用している箇所が残っている 印象だ。

エグゼ階は暗くて使いにくいクローゼットになったが、ここでは以前からの襖を使ったクローゼットが残されている。中に仕切りもなく、シンプルな造りだが、それがかえってフレキシブルで使いやすい。クローゼット脇の冷蔵庫もそのまま使われている。

居室のカーペットや壁紙は一新された。ベッドボードもエグゼ階に近いデザインだが、木目の色合いがやや明るく暖かい。ベッドも見た目はエグゼ階と同じようだが、マットレスも寝具も違っており、少々グレードが落ちる感じだ。それでも、以前のベッドよりは寝心地がよくなっている。

デスクはエグゼ階同様にカウンター式だが、デスク部分には引き出しが設けられ、これまたこちらの方が使い勝手がいい。そして、カウンターエンドにはバゲージ台と引き出しがあり、収納力の面でもエグゼ階に勝っている。テレビはMAGNETブランドの32インチ液晶を置いているが、DVDプレイヤーは備わっていない。その他、オフィスチェアとレザーのチェアが置いてあるだけで、テーブルの類がないことはエグゼ階に共通している。また、LANはエグゼ階以外では有料だ。

バスルームは以前とほとんど変わっていない。浴室金具も壁紙も何ら変化がなく、違いといえばベイシンの上にハロゲンのダウンライトが付いたことでやや明るくなった程度。スリッパはビニール製のもので、パイル製の使い捨てタイプは用意されていない。バスローブもリクエスト制になっている。いくつかの点を我慢すれば、使い勝手という観点ではむしろエグゼ階よりもずっと使いやすい。だが、LANが有料なのは困るし、質感においてもエグゼ階に軍配が上がる。どちらにもよさがあるというのは悩ましい。

夕食は「武蔵野」の座敷で懐石料理。美しく盛り付けられ季節感のある前菜や、黒毛和牛の石焼が美味しかった。だが、量的に物足りず、結局寿司を7カン追加してしまった。サービスは丁寧で、接待にも、普段使いにも重宝する店だ。ロビーにはクリスマスグッズを扱う臨時ショップが登場。数々の小物やお菓子が並び、とても楽しい雰囲気。もうすぐ12月。そして、もうすぐ年末か。早い。いや、早すぎる。

 
デラックスルーム全景 寝具は片方が羽毛で片方がダクロンだった 入口の襖クローゼットは健在

デスク周辺はスッキリ ベイシン バスタブとトイレ

 
ヒルトン東京 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831 040311 040602 040621 040628 040908 041228 050106 050219 050322 050327 050403 050417 050528 050624 050909 051228 060114 060408 060429 060605 060716 060720 060905 061112


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