ブランドイメージ
2007.05.07(月)
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
InterContinental Tokyo Bay
喜-3

この日は真っ赤なバラだった ドアマンの素晴らしい出迎えを受け、スムーズにクラブラウンジへと案内され、すぐに気分よくチェックインが済んだ。ここは小さなホテルではないが、いつも提供されるパーソナルなサービスは、小型高級ホテルを思わせるタッチだ。かといって、気取ってる感じはなく、どちらかと言えば控えめでフレンドリー。若いスタッフはフレッシュで、親しみやすい雰囲気を持っている。それらに触れるだけでも、日頃の緊張感から解き放たれ、いい気分だ。

東京全日空ホテルがインターコンになり、もう2週間もすればストリングスホテルもインターコンになる。東京に3軒ものインターコンがあれば、競合も避けられまい。だが、ここのスタッフたちは、あまり他のホテルを意識していない様子。外資系高級ホテルの開業ラッシュがあろうが、同グレードのホテルが大胆に改装しようが、ここはここという感じに、いい意味でのんびりと構え、目の前の客に対するサービスに集中している。だからこそここ東京ベイには、今でも深い思い入れを感じずにはいられない。

インターコンのブランドイメージ強化を受け、東京ベイでも一部アイテムが改められた。まずは、寝具とベッドリネン。これまでのデュベも軽やかで好きだったが、より厚手のしっかりしたものになった。ベッドリネンは柄のない極めてシンプルなものになったが、これまでよりも肌触りがゴワゴワすると感じるのは、まだ新しいからだろうか。

ゲストステーショナリーや、ルームキーのケース、ルームサービスメニューも一新。バスアメニティも新しくなり、「エレミス」というイギリスのスパセラピーブランドのものを揃えた。シャンプーなどの容器は哺乳瓶に似ていて、香りはさっぱりしている。シャワージェルはミントの香りで、清涼感のある使い心地。ボディローションは甘いアーモンドの香り、固形ソープはレモンを思わせる爽やかな香りと、それぞれに個性がある。その他のアイテムもパッケージが変わり、透明なアクリルのボードの上に並べられ、バスルームの印象は一気にシャープさを感じさせるようになった。

アイテムを充実させる一方で、これまでベイシンの床に敷いてあった毛足の長いマットは廃止された。なぜ?と尋ねると「インターコンのスタンダードがどうとかで・・・」と、その真相は知らされていないようだった。「この部屋を掃除してください」の札を置かないのもインターコンのスタイル。色々な点が変わったが、LANがバカ高いことは以前のままだ。客室改装の話も宙に浮いたままになっているらしい。もし改装するにしても、傷んだ部分をリフレッシュする程度で、あまり雰囲気を変えないでもらいたいと思う。

 
夕方のデラックスルームはくつろぎの空間 ベッドからデスク方向を見る 窓側から入口方向を見る

デラックスルームのシンボルは大きなラブソファ 幅が広めのナイトテーブル 目の前に見えるレインボーブリッジ

ベイシンとバスタブ バスタブの反対側にはシャワーブース 一新されたアメニティ

 
ホテルインターコンチネンタル東京ベイ 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020413 020617 020710 030824 030831 030902 031005 031109 031201 031214 040104 040118 040307 040325 040704 050418 050726 051219 061023 070122


公開中リスト | 1992 | 1993 | 1994 | 1995 | 1996 | 1997 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 |
| ホテル別リスト | レストラン別リスト | 「楽5」「喜5」ベストコレクション |