リブランド
2007.05.19(土)
ストリングスホテル東京 Moderate Deluxe Twin Room
The Strings Hotel Tokyo
楽-3

見納めの看板 4月1日のANAインターコンチネンタル東京に続き、ストリングスホテル東京も5月20日からインターコンチネンタルブランドに変わる。この日19日は、これまでのストリングスとしては最後の一日。ブランドが変わることで、何が変化するのかを実感してみようと思い、ストリングスホテル東京にチェックインした。

いつも通りの出迎えを受け、スムーズに部屋に案内された。館内を見る限りでは特段変わった様子はなく、いつもの落ち着いた雰囲気が感じられる。だが、マネジャーに尋ねてみると、ブランドが変わるというだけで「何が何だかわからないくらい大変」と表現していた。全日空ホテルズとインターコンでは、運営の仕方はもちろん、データを管理するシステムもすべて入れ替わるため、一度頭をリセットして、別のホテルに転職したくらいの気持ちで掛からないと、変化に付いていけないようだ。

用意された客室を見ると、今のところほとんど変わりなく、デュベやベッドリネンがインターコン基準のものに改められた程度だ。翌日には、ディレクトリー、ステーショナリー、アメニティなどのすべてを、これまでのバーガンディカラーのものから、インターコンブラックのものに入れ替え、より使いやすく向上させはするが、レベルダウンするものはないのだという。ストリングスの名物であるテディベアも継続するとのことだ。

しかし、鉛筆の代わりにボールペンを用意、すぐに茶が飲めるようポットに湯を沸かす、アイスペールに氷、ハンガー10本追加という4点を毎回整えてくれるようリクエストしてあるのだが、今回は忘れられてしまった。

翌朝、パブリックスペースに行ってみると、まるで開業記念のように、モダンないけばなが華やかにディスプレイされていた。看板やパンフレット類もすべてインターコンのものに変わり、目に見える部分では変化が感じられる。しかし、心で感じる部分は以前のまま。自然で気持ちのこもったサービスは健在であり、安心した。

 
寝具が一新された デスク周りに変化はない テディベアは継続される

鉛筆が添えられたメモ これまでのロゴが入ったバスローブ このアメニティも今日限り

2階エレベータホール リブランド記念のフラワーアレンジメント 深夜に取り替えられた看板

 
ストリングスホテル東京 030525 030907 030917 031002 031103 040112 040224 040324 041226 050703 050723 060101 061228 070324


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