アボカド丼
2007.08.19(日)
ヒルトン東京 Executive Room
Hilton Tokyo
楽-2

改装されたフロント前 ヒルトン東京では、客室の改装に続き、レストランとパブリックスペースの改装にも着手している。7月23日より、ロビー階に位置する「マーブルラウンジ」が改装に入り、現在はシャッターに囲われ、完全にクローズしており、中の様子をうかがい知ることはできない。こうして閉ざされたマーブルラウンジを見ると、まさにここはヒルトン東京の「顔」であり、「憩いの場」「リビングルーム」など、様々な表現が可能な象徴的なスペースだったことがわかる。「マーブル」のないヒルトンは、ヒルトンでないかのようだ。

改装中は2階の「チェッカーズ」で代替営業しているが、「チェッカーズ」もまたヒルトンでは人気の店なので、いつも混雑している。ロビーラウンジがないと、人と待ち合わせたり、ちょっとした打合せをしたい時など、とても不便に感じられた。

ロビーの改装は、概ね完成したようだ。大理石の柱にエッチングを施し、天井から効果的な照明を当てることで、まるで柱が浮かび上がっているようにも見える。低い天井に太い柱というマイナスポイントを、逆にインテリアの一部として見せるように工夫したのはいいが、近くで見るとやや粗雑なのが残念。また、立派な大理石だったフロントカウンターも惜しみなく取り壊したのに、以前とさほど変わらない配置に作り直したのはもったいない。

フロント前のアシスタントマネジャーデスクは撤去され、今は何もない空間になっている。いずれそこにちょっとしたソファを配置するとのこと。現在のロビーには、座るところがまったくないので、困る人も多いに違いない。また、エレベータも6基のうち2基が改装工事中なので、滞在中、待たされることが多くて参った。

客室はいつものエグゼクティブルーム。ちょっと飽きてきたので、違うタイプにも泊まってみたいと思うが、ホテルとしては気を遣って、なるべく同じ条件の部屋を用意するようにしてくれているらしい。エグゼクティブラウンジは終始混雑していた。チェックインやアウトにも時間を要し、スタッフは休む間もない様子。むしろ1階のフロントよりも大変かもしれない。

夕食にはルームサービスでアボカドとカニのどんぶりを試してみたが、結果的には大失敗。アボカドが好きでないのに頼む方が悪いが、こんなにアボカドだらけだと思わなかった。これなら、「アボカド丼カニ添え」にして欲しい。

 

アシスタントマネジャーデスクがあった場所には何もない エレベータホールからロビーを見る エントランスの除風室内

2階の吹き抜けはシャッターがおりている 「武蔵野」の前 いつもの部屋

 
ヒルトン東京 940505 941018 970301 990628 000411 000518 000528 010512 010901 011231 020629 020630 020704 020806 020831 040311 040602 040621 040628 040908 041228 050106 050219 050322 050327 050403 050417 050528 050624 050909 051228 060114 060408 060429 060605 060716 060720 060905 061112 061129 060210 070107 070112 070428


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