レアなバーガー
2007.10.09(火)
ハイアット・リージェンシー・オーサカ Deluxe Room
Hyatt Regency Osaka
哀-1

青空に映えるホテル外観 いつもと同じで、ホテルはひっそりとしていた。スケール感のあるロビーには、従業員の姿しかない。彼らが退屈しているかホッとしているのかは知らないが、やたらと時計が進むのが遅いと感じていることだろう。昼下がり、「ルカフェ」だけは珍しく賑わっているようだった。ふと見るとほとんどが女性客だった。店先の案内を見るとレディースデイだとの案内がある。きっと何かしら優待があるのだろう。こういった優待は圧倒的に女性に対してが有効だ。男性に同じサービスをしても、これほど客が集まることはあるまい。第一、店の賑わいがすべて男性によるものだったとしたら、想像するだけでぞっとする。

リージェンシークラブには新顔のスタッフが入った。香港生まれカナダ育ちの男性だという。笑顔を絶やさず、キメ細やかなサービスをしてくれる。彼がラウンジにいるだけで、雰囲気がガラッと変わるほど、その影響力は大きい。用意された客室は20階のデラックスルームだった。それについてはマネジャーから説明があった。この日から28階のラウンジが改装工事に入ったため、高層階客室は騒音が予想されるとのこと。それならば仕方がない。

部屋の中はクラブフロアでもレギュラーフロアでも同じだと思っていたが、しみじみ見ると若干異なっている。と言っても、茶器セットに急須がなく、バスアメニティからコットンと綿棒がなくなり、ハンガーが5本だけと少なくなる程度。上からの騒音に苦しめられるよりはずっといい。テレビはすでに前回来た時に新調されていたが、地デジに対応したのは最近のことだと思われる。夕方にはターンダウンがあり、氷のセットもしてくれたが、このホテルではミネラルウォーターの無料サービスがない。また、毎度思うことだが、ベッドがあまりにも古く、背中にスプリングが当たるのが不快だ。

夕食には館内のレストランを利用してみたいと思い、どこに行こうかとあれこれ考えたが、考えているうちに行く気が萎えてしまった。ひとりで利用するには、全体的に魅力がないラインアップなのである。仕方なくルームサービスで簡単に済ませることに。オニオングラタンスープ1,210円と、ビーフハンバーガー1,870円を注文し、メニューにはない目玉焼きのトッピングをリクエストした。伝票を見ると165円だった。バーガーはかなりのレア。もう少し火を通してもらいたかったが、ルームサービスではそれが難しい。

 
40平米のデラックスルーム 窓側から室内を見る ベッド側からテレビ側を見る

クローゼット 入口脇に置かれたポプリは匂いが飛んでいた 部屋からの夜景

シャワーブースとベイシン バスタブ アメニティ

生焼けバーガー クラブラウンジ ラウンジで振舞われていた食べごろチーズ

 
ハイアット・リージェンシー・オーサカ 940925 961123 971003 010320 041208 041217 060912 061010 061130 070204 070423


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