ザ・プリンス さくらタワー東京 Twin Room
The Prince Sakura Tower Tokyo
2008.10.31(金)
東京都港区
楽-3

ラウンジの照明器具
 
タワーと反対側のビュー ホテルに到着したのは21時近かった。レセプションラウンジでウェルカムドリンクを飲んで一息入れるよりは、早く部屋に入って誰にも邪魔されずにリラックスしたかったので、すぐに部屋へと向かった。カーテンを開けると、少し離れているが東京タワーのほぼ全景が見えている。ここから東京タワーの間には高い建物が少ないので、ライトアップされたタワーがひときわ輝いて見える。

しかし、よく考えてみたら、いつもこちらの向きばかりで、反対側になった記憶がない。思い立ったらすぐに行動である。フロントに電話をして訳を話し、反対側の部屋に変えてもらえるように頼んだ。

新しい部屋はすぐに用意された。係が言うには、タワー側の方が人気が高く、よりよい眺めということになっているそうだ。確かに、東京タワーは首都東京の象徴的建造物であり、このタワーを見て東京に来たという実感を抱く人は少なくない。エッフェル塔や自由の女神のようなものだろう。

だが、東京に住まうものとしては、むしろより豊富な緑の方がありがたく感じられる。反対側ならば、高輪の豊かな木々を間近に過ごせるのではないかと期待したが、森に囲まれているというよりはビルの壁の背後にいるという感じだった。港南口の高層ビルが南からの空気の流れを大きく妨げ、この地を裏庭にしてしまった。そして、プリンスの庭園はそれほど見えず、むしろパシフィックの木々を借景している感じだった。どちらが眺めがいいかと言えば、やはりタワー側に軍配が上がる。

改めて用意された方の客室には、タオル、バスローブ、ベッドリネンともにテネリータのものが使われている。タオルはずっしりとした存在感のある重さが感じられるが、肌触りは極めてやさしい。バスアメニティはポーラのアロマエッセ。ミネラルウォーターとカフェグレコのカセットコーヒーは無料でサービスされる。

チェックアウト前に、ウェルカムドリンク券を利用してラウンジでひと時を過ごした。同様にドリンク券で利用している客で結構な賑わいを見せている。それならレセプションラウンジでも、常時ドリンクサービスを行なったらいいのに。

 
ピンク系のツインルーム カスケードのドレープがエレガント 窓際の壁には3台目のベッドを据える場所がある

デスク側 三面鏡 テネリータのバスローブ

フカフカのタオル類が心地よい バスルーム ベイシンとメイクアップカウンター

エレベータホール ロビーフロア フロントカウンター前

外観を見上げる ガーデン ガーデン

ガーデン ガーデン 外観

 ザ・プリンス さくらタワー東京(公式サイト)
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