グランドプリンスホテル新高輪  Club Twin Room  
Grand Prince Hotel New Takanawa
2008.12.25木)
東京都港区
楽-2

広々としたロビー
 
クリスマスの余韻 本当のクリスマスデイは25日なのに、この国では24日が過ぎると、とたんに熱が冷めてしまうように思われる。特にディナータイムに奮発した食事を楽しむ人はぐんと減るようだ。前夜まであれほど心躍らせたイルミネーションも、まるで単なる名残りのように見える。

グランドプリンスホテル新高輪のロビーも、ディスプレイやデコレーションは数日前とまったく変わらずクリスマスムード一色。だが、なんとなく祭りの後のような雰囲気が漂っている。行き交う人々の数が大きく減っているわけではないが、従業員も含め、それぞれの人が放つ気分の影響というものが確かにあるように感じられた。

チェックインは16階のラウンジで行った。初めて見る若いスタッフが担当し、デポジットがどうのこうのと言い出したが、最近はそんなことを言われたことなどないと返すと、すぐに「失礼しました」と引き下がった。そして、手続きを終えて部屋に向こうとした際には、背後から「いつもありがとうございます」と付け加えられた。

用意された部屋は15階。エレベータホールの並びにある部屋のうち、最もエレベータホールに近い部屋だった。その部屋とエレベータホールの間には従業員専用のエリアがあるようだが、日中は何やら物音やヒールの靴音が聞こえるので、倉庫になっているのかもしれない。室内に特に変わった様子はないが、トイレの水がやけにカビ臭いのが気になった。

ラウンジでの朝食はガラガラだったが、相変わらずフードカウンターのメンテナンスが悪く、パンのカゴはほとんど空っぽ。コーヒーは濃縮リキッドに湯を足して抽出されるほぼインスタントのようなものなので、味は最悪。客室内のコーヒーマシンも驚くほど不味いので、このフロアではコーヒーは飲まない方がいい。

冬の間、庭園に日が差すのは正午から14時頃まで。その間は、冬でも心持ち暖かく感じられるし、木漏れ日や光る水面の美しさが映える。

昼食のために向かったグランドプリンスホテル高輪のロビーは、新高輪のそれに比べるとグッと落ち着いて感じられた。選んだレストランは「トリアノン」。一時期は朝食も営業しており、ゆったりとした空間で優雅なひとときを過ごせると評判も上々だったようだが、そのうち利用してみようと思っているうちに止めてしまった。

改装して明るくなった店内は、クラシカルなインテリアを基調としながらも、はっきりとした色合いのファブリックを用いて、古臭さは感じさせない。窓際に十分な感覚で配置されたテーブルからはガーデンが見え、まるでどこかのリゾートホテルに来たような気分が味わえる。

ランチのコースは3種類で、京野菜をふんだんに使った3,000円のもの、メインが魚か肉かをチョイスする3,500円のもの、魚と肉が両方付く5,000円のものの3種類と、値段は手頃。ワインリストも充実しており、手頃なものから高価なものまで幅広く揃え、温度管理やサービス技術もなかなかいい。テーブルサービスは伝統的なスタイルを守っているが、やや板に付いていないという印象もある。きちんとした中にもリラックスした雰囲気を持ち、バランスのよいサービスを心掛けてもらいたい。

 
29平米のクラブルーム バルコニーから日差しが入って冬でも暖かい バルコニーからの眺め

ソファからデスクを見る グレーのキャビネット 入口周辺

エレベータホールの光るルドルフ ロビーのクリスマスツリー ルドルフの後姿

外観 池 池の水は澄んでいる

 グランドプリンスホテル新高輪(公式サイト)
 以前のレビューはこちら→ 950415 010708 020322 031116 040319 040330 041114 041212 070329 070504 070623 070709 080229 080330 080706 080925 081220


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