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ザ・キャピトルホテル東急 Premier Corner Twin Room

 
The Capitol Hotel Tokyu 2010.12.26(日)
東京都千代田区 楽-2

ロビーの装花と天井

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角部屋


開業から2ヶ月が経ったザ・キャピトル東急に滞在した。正面玄関にはしっかりとしたサービスをするドアマンが立ち、ベルへの連携もよかった。フロント係のクールな印象とのんびりとした仕事ぶりは相変わらずだが、間違いや不手際はなかった。ただ、こうなんというか、パッといい気分になるような要素もない。すでに倦怠期。そんな感じだ。

今回選んだ客室は角部屋。57平米のプレミアコーナーツインは、各フロアの4隅に位置し、二方向の窓を持つ開放的な造りをしている。ただし、山王パークタワーに近い側の場合、視界が少なからず遮られたり、ビルが目前に迫って鬱陶しいので、反対側をリクエストするといい。確約してはくれないが、考慮はしてくれる。

というわけで、今回は高層階かつ眺めのいい側とのリクエストに不足なく応えてもらい、条件のいい部屋で過ごすことができた。

二面の窓を持つコーナールーム

内装のテイストは全室共通の和風モダン。落ち着いた色彩と古くから伝わる文様を使い、現代の居住性と見事に調和させている。使い慣れればしっくりと馴染んでくるのだろうが、最初のインパクトは穏やかだ。

ベッドはハリウッドツイン

ベッドはハリウッドツインスタイル。それぞれのベッドは120センチ幅なので、デラックスルームの100センチに比べるとゆとりがある。今回はベッドメイクに乱れはない。

広い方の窓の間には構造柱がある

ベッドからは二方向の窓を通じて、都心の景観を存分に楽しめる。窓台が低く、スパンも広いので、想像以上にダイナミックな眺めだ。これで窓がもう少し高いところまであって、コーナーの柱がもう少し細ければ最高なのだが。

客室から見る日枝神社

ベッド脇の窓からはすぐ近くに日枝神社とその周囲の森が、そのまま遠くに目をやれば、赤坂や新宿の高層ビルが見える。

客室からの夜景

これらの窓を活かすとなると、デスクやテレビを置く場所が限られる。2面の窓とベッドに三面の壁を取られているので、あと残りは1面しかなく、おのずと場所が決まった感じだ。

ベッド越しにデスクを見る

壁やカーペットの色が濃い一方、木目は明るい色。そしてベッドの白とともに、コントラストを形成する。ただ、単純な直線が多くて、建物として部屋を見ると退屈だ。

窓際のカウチソファ

床には結構なゆとりスペースがあるが、置いてある家具は少なめ。ふたつのパーツを組み合わせたカウチソファは窓を背に設置。座り心地は少しもよくないが、さほど主張がなく、邪魔にもならない。テーブルは黒く丸いもの。

デスク

デスクユニットはシンプル。引き出しもなく、天端も狭いため、腰を据えて作業をするには物足りない環境だ。脇に迫る42インチテレビも邪魔くさい。

ミニバー

ミニバーにはグラスはカップ&ソーサーが揃い、それらの手入れも行き届いている。無料のミネラルウォーター付き。

ミニバー

引き出しにはミニボトルや菓子類がきちんと陳列されている。最近のミニバー伝票は文字が細かすぎて見にくいものが多いが、ここのは割と分かりやすい。

冷蔵庫内

冷蔵庫内にはびっしりと飲みものが並ぶ。持参品を入れる隙はなさそうだ。

クローゼットはウォークスルー型。居室とバスルームの間に位置し、ここを通り抜けなければ往来ができないようになっている。バスルーム側には扉があるが、居室側はオープン。

クローゼット

バスルームはベイシンエリア、ウェットエリア、トイレとに分かれている。ベイシンはダブルで、それぞれに照明付きのミラーが付帯している。

ベイシン

ベイシンの手前にはタオルを掛けられるポールがある。また、脱衣用にも使用済みタオル入れにも使えるカゴの付いたスツールが添えられている。

ベイシン

ウェットエリアは窓付き。濃いグレーの石で囲われたバスタブからは、湯に浸かった状態でも眺めを楽しめる。ただし、湯気ですぐに窓が曇るが。

バスルーム

バスタブの並びはシャワースペース。ハンドシャワーとレインシャワーを備えており、開放的なシャワータイムを過ごせる。

バスルーム

バスアメニティはレギュラーフロア共通のもの。和をモチーフにした香りだ。チェリーブロッサムのバスソルトやボディウォッシュクロスもバスタブ脇に用意されている。

バスアメニティ

その他のバスアメニティは、ベイシントップの黒いボックスに収められている。このホテルでも東急グリーンコインプログラムを実施。アメニティを使わないことで、緑化に貢献できる。

バスアメニティ

館内には、和の装飾をあちこちに見ることができる。それらは新しく設えられたものもあれば、旧キャピトル東急にあったものを再び展示しているものもある。新旧が織りなす独特の世界を館内散策で見つけてみるのも、滞在の楽しみになるだろう。

パブリックスペース

ロビー

パブリックスペース

アートワーク

アートワーク

パブリックスペース

公開空地

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OFFICIAL WEBSITE

ザ・キャピトルホテル東急

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