戸惑いの土曜日

今日は予定が二転三転して、慌しい一日でした。今頃は伊勢志摩にいるはずが東京に戻っています。朝から稽古と事務作業を同時進行していたら、演奏は乱れて不安が重なり、事務作業は頭が回らずとん挫。どちらもうまくいきません。

こうして音楽と事務は、互いに悪影響を及ぼし合います。いつもなら、片方ずつに集中することで、うまく切り抜けているのですが、今日に限っては急を要することがあって、ペースを崩してしまったのです。

この時間にはすでに落ち着きましたが、明日にも演奏会があるので、頭を音楽のモードに戻さなければいけません。

そこにちょうど入ったヴァイオリニストからのメール。一年後の今日にリサイタルを開催予定で、私もお手伝いで出演することになっています。こんなリサイタルにしたい、こんな思いでこのようなプログラムを選んだが、どう思うかなど、熱意と希望に溢れるメールでした。

私はこの1年後の希望に便乗することで、1週間後のことが決められずに悩んでいる自分を鼓舞できました。

さて、これから用事のために新幹線に飛び乗って出掛けます。そして明日は朝のリハーサルまでに経堂へ向かいます。