ラヴェルとビゼーとラフマニノフと

新潟から自宅に戻ってすぐ、また終わりのない稽古を再開しました。エレクトーンの電源は24時間ついたまま。スタートアップを待たずに、いつでも瞬時に演奏できる環境になっています。

リハーサルを目前に控えたカルメン。新潟に出掛ける前に楽譜とデータが完成したばかりなので、やっと譜読みを始めたところ。オペラは弾きにくい作品が多いのですが、カルメンは特に厄介に感じます。

でも、慌ててもいいことはありませんし、ここで集中力を使い果たすわけにもいかないので、ある程度抑制しながらのんびりと譜読みしています。400ページは膨大ですが、なんとかなるでしょう。たぶん。

昨晩はラフマニノフのピアノ協奏曲のデータを仕上げました。でき上がったところで、1楽章から通して弾いてみましたが、2楽章の一部データに不備が発覚。どうやら寝ぼけた私が、その部分に別のデータを上書きをして消してしまったようです。

その欠損部分を改めて作り直して2時間のロス。気分的に引きずると全体の効率を悪くしますので、済んだことは気にしないようにします。

他にも、ラヴェルとドビュッシーの編曲がまだ途中。でも、手を広げ過ぎるとどれもが中途半端になりますので、まずは一番手ごわいカルメンに集中します。事務作業はすべてストップ。音楽優先のポリシーだけは、どうしても譲れないところです。