「毬」のミニ会席 ホテルグランヴィア和歌山

最近は夕食抜きが多かったのですが、和歌山での夜には、せっかくなので滞在中のホテルにある日本料理店へ。レッスンをすべて終えてから入店したため、ラストオーダーまでわずかという時間。あまり長居をせずに済むよう、ミニ会席「こてまり膳」を選んでみました。

グランヴィア和歌山の日本料理店が、ホテル専用のセクションではなく、デパートの食堂街の一角というユニークなロケーションにあることは、以前から知っていました。

ホテル目当てに来たわけではないお客さんの目に止まるチャンスは増えるでしょうけれど、ホテルならではの雰囲気を味わいたい人にはどう受け止められるのだろうかと不思議に感じていたのです。

ホテルのブッフェレストランも同じく食堂街にありますが、こちらはカジュアルなのでさほど違和感はありません。一方、高級な会席料理も揃える店が、オムライス屋やうどん屋と並んでいるのは、いささか風変わりに見えます。

ところが、店に一歩足を踏み入れれば、そこは確かにホテルならではの雰囲気があり、外の賑わいがウソのように静か。営業時間内なら、ホテル用エレベータからダイレクトに入店できるルートも用意されており、こちら側のエントランスの方が立派です。

さて、料理はとんとん拍子に出て来ました。酒を呑むわけでもなく、気軽な食事として立ち寄った身には、嬉しい限りです。

ホウレンソウの和え物、造り、煮物、椀が続いて、焼き物・揚げ物に魚が二品。特に鮎が気に入りました。骨も内臓も残さず、ゴミゼロ。

シンプルな内容なので、定食気分で安心して味わえます。量的にもちょうどよく感じました。

最後は甘いパイナップル。この頃は甘いものを控えているので、これくらいが嬉しいです。お茶は、冷たい麦茶に始まり、ほうじ茶、煎茶と3種類も振舞ってくれました。

サービスは明るくフレンドリー。JR和歌山駅近くには落ち着いた店が少ないので、貴重な一店です。(日替わりこてまり膳:3,500円)