武蔵野弁当 武蔵野 ヒルトン東京

私の中国展開をマネジメントしてくれている頼もしい女性と、打ち合わせを兼ねてのランチ。なるべく楽器から離れずに済むよう、我が家の近所にあるヒルトン東京で待ち合わせました。

あいにくの雨ながら、ロビーは国際ホテルらしくさまざまな国の人たちで賑わっており、すれ違いざまに感じるほのかな香りにもお国柄が感じられます。

担当スタッフと上海で行動を共にしている間は、ずっと中国料理でしたので、帰国後初のミーティングは日本料理が新鮮かと思い、ランチは武蔵野と決めていました。

店内のテーブル席はかなりの混雑。女性グループが多い中、ひとりで食事を楽しむ若い外国人男性も。なかなかいい雰囲気です。

私たちは今回、弁当を注文しました。風邪が治ったばかりで、あまり食欲がないとのことですが、弁当なら好きなものだけを食べられて好都合です。

先附は豆腐に帆立の雲丹和えを載せた小さな一品。

そして煮物が出て来ました。春らしい器に気分が華やぎます。

弁当は二段重ねで運ばれてきました。上段には造りや貝など。

下段は焼き魚や小皿。見た目の繊細な楽しさは、日本料理ならでは。

でも、炊き込みご飯の盛り付けはちょっと雑でした。ごはんはもっときれいによそわなくてはね。

デザートはなんだかわからないうちに食べ終わり。会話が盛り上がっていたもので。

最後の煎茶も、茶碗になにやら変なものが付着していましたよ。忙しいからといって、慌てていい加減な仕事をしてはいけませんね。お茶と一緒に金平糖。

特段の不満はありませんが、いつもが端整で気持ちのよい店だけに、バタバタとしているのが少々気になりました。ミーティングの方は成果上々。今年後半から来年にかけて、更に中国での演奏機会が増えそうです。