2/3 ドヴォルザークの魅力に迫る

コンサートのみならずテレビやメディアでも大活躍の作曲家・ピアニスト加羽沢美濃さんが、長く続けていらっしゃるクラシック音楽講座。ひとりの作曲家にスポットを当てて、その魅力や秘密をわかりやすく紐解いてくれる、まさに目から鱗の企画として毎回大人気です。今回はドヴォルザークを取り上げるに当たり、エレクトーンとともにいかが?とお声がけいただきまして、憧れの美濃さんとご一緒することとなりました。

美濃さんとの共演はこれが2度目。最初は西郷どんの音楽を担当した富貴晴美さんとともに、鹿児島でのコンサートでした。大河ドラマ特集や西郷どんの劇中音楽などを私が弾き、美濃さんと富貴どんが対談スタイルで解説するというものでしたが、ふたりの非常にスムーズなトークを聞きながら、相当頭のいい方達だと舌を巻いた思い出があります。

思い出といえばもうひとつ。美濃さんとチャイコフスキー:白鳥の湖「情景」をアンサンブル演奏したのですが、短い曲ながら気持ちよく合わせられ、密度の高い時間を過ごしました。また機会があればと願っていたところ、別のかたちで共演が叶い、とても嬉しく思います。

さて、テーマはドヴォルザークということで、美濃さんとさまざまな角度から検討して、内容を決めました。メロディメーカーと言われる美しい旋律のヒミツ。元祖鉄オタと言われる理由。そして「新世界」の魅力徹底解剖。美濃さんならではの切り口で、面白くてタメになるお話を聞けることでしょう。

「もしこのメロディが別の楽器で奏でられたら」と、ドリフじゃありませんが「もしもシリーズ」をお楽しみいただけるのも、エレクトーンならでは。もちろん美濃さんとのアンサンブルもあります。

この企画はあくまで講座ということで、演奏よりもトーク重視らしいのですが、今回は私がゴネて演奏シーンもたっぷり入れていただきました。ドヴォルザークとの共通点が見え隠れする美濃さんの作品も演奏いたしますので、どうぞお楽しみに。

会場は三重の県都、津にあります三重県文化会館。名古屋や大阪からは近鉄の最新型特急の旅が楽しめますね。お伊勢さま参りとあわせて計画されるのもよろしいかと存じます。詳細はチラシ画像か公演サイトをご覧ください。ご来場をお待ちしております。

https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/40254