神田将リサイタル響像2023と展覧会の絵アナトミー

今年の神田将リサイタルは5月12日に開催いたします。会場は東京文化会館。大ホールから小ホールへと戻り、我が家のくつろぎを感じながら弾こうと思います。気の早い話ですが、来年は30周年の節目となりますので、今年はこれまでの振り返りという意味も含めてまして、もう一度聞きたいとのお声を多く頂戴した作品を揃えます。前半は「オペラ座の怪人」「タイタニック」「ジュピター」など耳馴染みのあるドラマチックな音楽を、後半は「亡き王女のためのパヴァーヌ」と組曲「展覧会の絵」を演奏します。

公演はどちらを見ても賑わいを取り戻し破竹の勢いですが、私は特に注目されることもなく、出遅れ組か脱落組に甘んじておりますので、チケットが無くなることはまずないでしょう。ぜひゆっくりご検討いただき、当日たまたま時間が空いたり、急に珍しいものがご覧になりたくなられましたら、どうぞふらっとお立ち寄りください。東京文化会館小ホールはすべてのお席がSS席ですので、ハズレくじはございませんが、もしお好みの座席がおありでしたら、お早めにお申し付けいただければ幸いです。

また、リサイタルに先立ち、プレイベントをご用意いたしました。昨年よりシリーズでおおくりしている北千住アングラ「音楽の楽しみ(エレクトーン編)」春の回を、4月9日に「展覧会の絵アナトミー」と題しまして、奏者目線でじっくりと解説しながら演奏をお楽しみいただくサロンに設えました。神田将厳選のお菓子とお飲み物もご用意いたします。この催しに限り、5月12日のリサイタルチケットをお求めのお客様に限らさせていただきますことをお許しください。

「音楽の楽しみ」番外編【展覧会の絵アナトミー】

4月9日(日)14:00〜16:00

東京労音東部センター(北千住)

3000円

神田将リサイタル【響像2023】

5月12日(金)18:45〜20:50

東京文化会館小ホール(上野)

5000円(小学生1000円)