からだにやさしいコース カフェ・カリフォルニア シェラトン都ホテル東京

カフェ・カリフォルニアからマクロビオティック料理がなくなって残念に感じていたところ、からだにやさしいコース料理があると聞いたので、早速食べてみました。

コースの名前は「インスピレーション」。~産地直送の鎌倉野菜を使い、糖質を抑えた、からだにやさしいメニュー~という添え書きがあります。ランチタイムは6,050円で、ディナータイムだと同じものが6,600円です。

アミューズ「生野菜のカルパッチョ バーニャカウダソースをご挨拶にかえて」。最近流行りのバーニャカウダ。かなりアンチョビの効いた味。野菜はスタンバイしてから時間が経っているらしく、乾き切っています。残念。

パンはふすま粉を使った低糖質タイプ。オリーブオイルとデュカを添えて。

前菜「海の幸のクリスタリーヌ、赤かぶらと金箔添え、オマール海老のジュと向日葵オイルのマヨネーズ 」。濃厚なオマールの風味が、大都会のホテルダイニングから海辺のテラスへと気分を運んでくれます。この前菜は秀作。もう一度食べたいと思わせてくれました。

魚料理「アイナメの昆布蒸し、野菜のスープ仕立てブーリード風、トリュフのブランダード添え 」。シェフの創意工夫が光る一品。味の濃いブランダードがアクセントになりつつ、昆布蒸しの繊細な風味を引き立てています。ブーリードといっても、スープは野菜味。

肉料理「仔羊肉のローストとゴルゴンゾーラチーズのベニエ、旬野菜添え ジュソース」。こんなに食べて、からだにやさしいは大丈夫かと思うほどにボリュームたっぷり。でも、仔羊なら脂肪が溜まりにくくていいのかも。

デザート「豆乳のブランマンジェ、ブルーベリージャムとライムのクロカン」。かなり豆乳テイストでほとんど甘さはなく、まんま豆腐のよう。個人的には、少しでいいからどっぷり甘いものが欲しいところ。

食後の飲み物についてメニューには「オリジナルフレーバーティー」と記載がありますが、係は「コーヒー、紅茶はいかがいたしますか」と尋ねて来ます。品書き通りのものをと言うと、ハーブティー3種類の選択肢。フラワリーオレジというのを選びました。

一緒にアーモンドが添えられるとメニューにありますが、それは出て来ませんでした。

ランチにしてはかなりのボリュームです。女性には量的にキツイかも。でも、ディナーとして考えれば、品数、内容ともに充実してますし、値段も手ごろでいいと思います。