我が命よりたいせつなもの

日本はすでに2012年になりました。バンコクはまだ2011年が2時間残っています。街はあまりいつもと変わらない雰囲気ですが、レストランではお祝い用のクラッカーが配られたり、かぶりものまでサービスされるなど、ちょっとした祭り気分です。

バンコクまで来るフライトの中で、2011年を振り返りながら、私に力を与えてくれた人たちや音楽のことを、ひたすら思い浮かべていました。

私の本気に対し、本気で応えてくれる人たちがたくさんいて、そのおかげで自信や誇りを保ち続けていることを思うと、自分は何と幸せなんだろうと胸が熱くなります。

そして、四十も半ばになれば、自分の命よりも大切なものが増えて来ます。これも本当に幸せなこと。

同様に、私のことを大切に思ってくれる人たちを悲しませないためにも、よい人生を歩みたいものです。

そろそろ、なにごとも数より質にシフトしていきたいところ。そうすれば、思い切った決断や、大胆な行動が必要な場面も出てくるでしょう。

どんな時にもひるまない、強靭な心のバネを持ち続けることが、今の課題です。それに、ちょっとした愛嬌も失わないよう心がけます。