銀杏が燃え山茶花がこぼれる校庭

今日も霧島市内の小学校2校を訪ね、トリオコンサートで盛り上がりました。霧島の子どもたちはとにかく明るく元気。手拍子が始まれば、エレクトーンの大音量をかき消す迫力です。

ステージの準備が行われている間、私の秘かな楽しみは校舎や校庭の散策。静寂を意識しながら、演奏会への心の準備をします。

どの季節に訪れても、それぞれの学校には花が咲いています。今日は見事な山茶花の生け垣に出会いました。銀杏や楓は見事に色づき、陽を浴びて輝いています。

霧島の校庭で多く見かけるのが栴檀。それもたいへん立派なものが多く、子どもたちを見守っているかのよう。この時期徐々に落葉し、果実である苦楝子がたわわに生っているのがよくわかります。

校舎の裏手には、なぜか郵便ポストがありました。郵便屋さんは集荷に来てくれるのでしょうか。

さて、今日の昼食はお弁当。冷えてしまっていることも少なくありませんが、今回は出来立てほやほやを届けてくれました。弁当というより、弁当ケースに入った昼定食です。

手作りの味が詰まった温かい出来立て弁当に、一同大喜びでした。店名の「ひらめ」というのもかわいいですね。実際に店を訪ねてみたくなりましたが、また今度。

ホテルに戻ってから、米津さんと周辺を散歩しました。人生の話をしながら。途中、下校を急ぐ小学生たちと遭遇。私たちをずっと凝視する子どもたち。

後から思えば、昨年訪ねた国分小学校の子どもたちだったのかもしれません。声を掛ければよかったと気付いた時にはすでに遅し。金管バンドが盛んで、マリーゴールドが輝いていた学校だったはず。あれからもう1年。はやいものです。