レッスン三昧

金曜日の午前中に高松へ飛び、以来、レッスン三昧の週末です。上の写真は機内から見た富士伊豆箱根国立公園。角度的に富士山は見えませんでしたが、芦ノ湖の湖面が銀のように輝いていました。

また、関西に差し掛かると、明石海峡大橋もくっきりと見えました。

ふだんから子どもたちへのレッスンでは一瞬たりとも気を抜かないよう心掛けていますが、今はコンサートシーズン中で私自身が冴えているので、レッスンへの熱の入りようもひとしおです。

6日は和歌山の宮井楽器で、新しいクラスがスタートします。約10名の受講希望者と、これから1年を掛けてじっくりと向き合って行きます。

これまではコンクール前などにクリニック的なかたちでレッスンをしてきましたが、一年を通じてゼミのようなスタイルで接するのは、私にとって数年前に財団なんばセンターでの特別ゼミ以来です。

何かを教え込むというより、ひとりひとりに向き合って、中に眠るものを引き出してやれるようにしたいと思っています。

話題は変わりますが、6日はあちこちで私の弟子や知り合いが出演する演奏会があります。そのすべてに駆け付けてやりたいのですが、体がひとつしかないので叶いません。

それぞれが気持ちよく演奏できるよう願いつつ、私も一日の務めをしっかり果たして来ようと思います。