玖珠町の街角で

24日から始まった大分県玖珠町での学校巡回公演は、2日目までが終了しました。5日間で町内すべての小中学生に演奏をお届けする予定です。

同じ町内でも学校によって子どもたちの雰囲気はさまざま。どちらかというと反応はおとなし目ですが、それぞれに楽しんでくれているようです。

それにしても玖珠町の空の青いこと。毎日、天を仰ぐのが楽しみです。

そうかと思えば、ふと街を歩いていると、椿の花のカーペットが陽に輝いていたり。さりげない風景からもインスピレーションが得られます。

体育館の楽屋では秋の味覚や野の花に出会えることも。

商店街にはハワイ会館。とっても気になります。

歩いているとあちこちで、金曜日に予定されているコンサートのポスターが目に入ります。ところが、悲しいことにまだ空席多数・・・12月に開催される早乙女さんの公演は、お値段3倍にもかかわらず完売だとか。

でもため息をついている場合ではありません。なんとかひとりでも多くの方々がお越し下さるように、最後までPRに努めます。

さて、豊後森駅の近くには、古い鉄道遺産があります。機関庫や転車台がそのまま残されており、誰でも自由に見ることができます。

今は人影もなく、時折揺れる木の音が聞こえるばかりですが、ずっと見つめていると活気のあった時代の様子が目に浮かんでくるかのよう。錆ついたレールや転車台の操作部などにも風情が漂います。

機関庫のすぐそばには、古びた踏切があります。これは久大本線のもので、今でも現役。都会ではほとんど見かけなくなりました。

豊後森駅敷地内には、もう使われなくなったレールが今も残っています。すっかり錆ついてはいますが、まだ本線と繋がったまま。ということは、このレールをたどれば、北海道の果てまで行けるわけですね。