21年前の残暑見舞い

2011年の神田将と1990年の神田将より、皆様へ残暑お見舞い申し上げます。いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

これは21年前に私が友人に宛てた残暑見舞いをスキャンしたものです。10年ほど前だったでしょうか、友人と久しぶりに再会した際、「懐かしいでしょ」と言って見せてくれたのです。

紙面の色には年月を、勢いのある筆跡には恥ずかしさを感じつつ、何もかもが鮮やかに見えたあの頃の記憶がよみがえりました。

今年は、以前とは明らかに違う夏を迎えている方々も多いことと思います。私には、この先、私自身がどう生きたいのか、何をすべきなのか、途方に暮れながらも、その答えをひとつでも見つけようと必死の夏でした。

このまま錆ついて動かなくなるのかと気を揉んだ人生の歯車も、ようやく回り始めた残暑の候。これから大きく変わるもの、死ぬまで変わらないもの、その一切を見つめ直しながら、すべてに新鮮な驚きを感じつつ、のんびりやってみることにします。