名古屋公演の初リハーサル

冷たい雨が降りしきる東京で、今日は12月8日に予定されている名古屋公演のパーシャルリハーサルをおこない、その後はパークハイアットでティーブレイクをしました。

おかげさまで名古屋公演は早々と完売となりました。早い段階から名古屋の皆様に高い関心をお寄せ頂き、出演者一同、一層やる気満々に盛り上がっています。

今日のリハーサルは、ソプラノの伊藤真友美さんとピアノの米津真浩さんにエレクトーンシティまで来てもらい、彼らが加わる曲目の最終選考をするのが主目的です。

プログラムは大筋で決めてありますが、最終決定締切日ギリギリまで複数の候補曲を残しておき、様々な角度からイメージングしながら、今回のコンサートに最もふさわしい曲を今日、決定しました。

スタジオで実際にいくつもの作品を合わせてみて、互いに聞き合い、感想を述べたりしながら絞り込んでいくのですが、最後まで残った曲はどれも捨てがたく、ひとつに決めるには苦心しました。

また、今回の新メンバーである米津さんを、ある程度出来上がっているアンサンブルの絆に迎え入れるため、彼とのコミュニケーションに心を砕きました。

米津さんと私とは親子ほどの歳の差がありますし、他メンバーと米津さんも兄弟以上に離れていますので、少なからず緊張感があるに違いありません。

でも、神田将アンサンブルに参加する以上は、このメンバーで一緒に奏でられる歓びを感じて欲しいと思いますし、チームが絶妙に融け合ったり主張し合ったりすることで、お客様にも心地よい音楽をお届けできるものと考えています。

この公演にはTANEちゃんもアレンジのアシスタントとして参加しているので、リハーサル終了後には、4人でティータイムを楽しみました。リラックスしながら、気兼ねなく音楽への思いを語り合う時間は、まさに現代のサロン。季節のスペシャルデザートも美味でした。

今日一日で急速に深まったチームワーク。これから本番に向けて、意識を高めながら、神田将チームならではのブリリアントでエレガントなステージを完成させたいと思います。