せんくらPR用コメント撮りがありました

24日の早朝、新潟県瀬波温泉の宿を出発し、美登里先生に見送られつつ村上駅から特急「いなほ」に乗って新潟駅へ。

そのまま新潟→東京をノンストップで走る「とき」に乗り換え、東京に戻りました。

この日は「せんくら」の主催のひとつになっている仙台放送の番組で使われる、PR用のコメント収録をおこなうため、東京駅からジャパン・アーツの事務所へ車で直行しました。

急いでいる時に限って、ほとんどの信号が赤・・・。気持ちはあせっていましたが、なんとか約束の時間に間に合いました。

普段、ジェスクや「せんくら」スタッフの方々との連絡はメールばかりですが、こうして直接お会いすると、メールでは伝わらない人柄や熱意を感じることができます。メールは確かに便利ですが、やはり時折直接会ってコミュニケーションを取ることも大切だと思いました。

収録は応接室でおこなわれ、簡単に内容の説明を受け、どんなコメントが必要かの指示を受けた後、あまり考える時間もなく、リハーサルもないまま、すぐさまスタートしました。

普段、テレビカメラに縁のない私は、妙に緊張して不自然なハイテンションになり、我ながらカッコ悪いな…と思いながら話していたのですが、あれよあれよという間に「はいオッケーです!」と終わってしまいました。

まあ、たぶん何度撮っても、不慣れな私ではこれ以上の出来栄えにはならないでしょうから、これでいいことにしましょう。

コメントは仙台放送の「満員御礼EVENT”E”」や「あらあらかしこ」で放送される「予定!」ですが、あまりのダサさにオールカットされるかもしれません。悪しからず・・・

収録を終えて、事務所に来ていたヴァイオリニストの川久保賜紀さんとちらっと雑談をして、またバタバタと車に乗り込み、羽田空港へ向かいました。

今度は渋滞も信号待ちもほとんどなく、順調に空港まで到着しました。ドライバーに別れを告げ、ひとりチェックインカウンターに立ち、航空券情報を記憶させてある携帯電話を係に提示するため取りだそうとしたのですが、どこを探しても見当たりません。

車の中に忘れたのかもしれませんので、すぐにドライバーに電話をしようとしましたが、その電話番号も携帯がないとわかりません。とにかく車が再び首都高に乗らないうちに引き返してもらいたいので、共通の知り合いを介して連絡を依頼。降りた場所で待っていると伝えてもらいました。

その間にチェックインを済ませ、手荷物も預けましたが、フライトはあと30分後。さて、間に合うでしょうか。

降りた場所で待っていると、3分後には車が戻って来ました。ほぼすべての信号が赤だったことも、このとんとん拍子と引き換えだと思えば惜しくありません。

でも、困ったことに車内に携帯は見当たらないとのこと。もう一度よく探しましたが、一向に出て来ません。では、車から空港カウンターまで歩く間に落としたのでしょうか。

とりあえず電話をかけて鳴らしてみては?と助言されましたが、実は私の携帯は無音かつ無振動に設定してあるので、鳴らしてもたぶんわからないでしょう。

だめもとで掛けてもらったところ、シートの部品の間にピッタリと挟まっている携帯電話が見つかりました。先ほど探した時には、色が同じであるため、よく見えなかったようです。

しかし、なぜ無音、無振動の携帯のありかがわかったのでしょう。自分でも不思議ですが、私は携帯の電波をなんとなく感じているらしく、いつも掛かってくるのが少し前にわかりますし、自分のだけでなく他人のかばんの中の携帯にメールや着信があった時もビビッと感じます。

先日DoCoMoの社員にこのことを話したら、「蛍光灯が苦手ですか?」と聞かれました。その通り!私は蛍光灯だと頭が痛くなります。そして、携帯電話も5分話すと、脳みそが沸騰するような異様な感覚に襲われ、冷や汗が出たり吐き気をもよおしたりします。

詳しい理由はわかりませんが、コウモリみたいに何かを感知しているのかもしれません。知り合いにその話をしたら「コウモリは不気味だから、イルカみたいということにしたら?」と言われ、すっかりその気になっている私です。

そんなわけで、不思議な電波感知能力が思いもよらないところで役に立ち、携帯も見つかって、無事に予定通りの便に搭乗することができました。

目的地は沖縄。いち早く梅雨が明けましたが、あいにくスッキリしない天気が続いていて、夕方以降はスコールのような雨が降ります。湿度が高くムッとしますが、南国らしい街の香りは沖縄ならではです。

スコールの中、誰もいない屋外プールで日課の水泳をしました。プールサイドの係もあきれ顔ですが、気にしません。

今日の発見は、水面に打ちつける激しい雨粒が作る波紋を、水中から見上げた時の美しさ。写真に撮って皆さんにお見せしたいところですが、残念ながら水中撮影に対応したカメラを持っていません。もしそんな機会があれば、ぜひ水面を見上げてみて下さい。