ホテルのグルメバーガー

何を隠そう、私はハンバーガーが大好き。
ハンバーガーといえば、ファストフード店やご当地B級グルメが思い浮かびますが、今回取り上げるのは高級ホテルのハンバーガーです。

ハンバーガーはかねてよりインターナショナルな定番メニューとして人気があり、ほとんどの高級ホテルでは、オールデイダイニングや24時間営業のルームサービスで、それぞれのホテル自慢のバーガーを味わうことができます。

メインディッシュとしてのハンバーグステーキ同様に、質のいい肉を使ったジューシーなバーガーパテは、生でも食べられるクオリティが基本。それをミディアムレアに、中は赤みが残るように、そして表面は香ばしく焼き上げます。

バンズはシンプルなものばかりでなく、グラハムやコーンなど穀物ブレンドのものや、最近はチャバタでサンドするものも出て来ました。

野菜はしゃきしゃきの新鮮さが必須。玉ねぎの下ごしらえも手抜きは許されません。添えられるフレンチフライも、軽やかな揚げたてに限ります。

そして、様々なエキストラトッピングがアレンジできるのもホテルならでは。アボカドやフライエッグなどの定番はもちろん、豊富な種類のチーズ、ハラペーニョ、フォアグラ、トリュフなど、好みの食材を自在に追加することができます(追加料金が必要です)。

さあ、それでは私が太鼓判を押すホテルバーガーの中から、幾つかを写真でご紹介しましょう。


フォーシーズンズホテル椿山荘東京「シーズンズビストロ」上品です


ホテルインターコンチネンタル東京ベイ「C4U」イチオシ!


グランドハイアット東京(ルームサービス)出来栄えの良し悪しが大きい


パークハイアット東京(ルームサービス)シンプルな王道


コンラッド東京(ルームサービス)番外編のチャバタを使ったチキンサンド


ヒルトン大阪(ルームサービス)ポップなお皿も楽しい


ハイアット リージェンシー 京都(ルームサービス)バーベキューソースが印象的

どれも美味しそうですが、「マクドナルドのようにほぼ味が均一」とはいかないところが、ある意味芸術的。バーガーに限ったことではありませんが、手作りの料理は、その日その日の食材や料理人のコンディションで大きく味が変わってしまうため、はずれの時にはガッカリします。

いつもの味より著しく劣ると感じた時には、遠慮なく作り直しを要求しますが、そうすると大抵、見違えるような美味しさの料理が出て来ます。となれば、先の料理はやはり気持ちが緩んでいたということになりますね。

ホテルバーガーは平均するとひとつ3,000円程度。一般的に見ればバカ高いのですから、常に質の高いバーガーを提供してもらいたいものです。

今後も、各地のホテルバーガーを試しながら、私にとってのベストバーガーを探し求めたいと思います。