ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

夏も終わりが近づきました。いかがお過ごしでしょうか。空に向かって両手を広げて叫んでみたいと切望しつつ、都会の人波においてはそれも叶わず、ひたすら次回公演の準備に努めています。

これもなかなかの地獄でありますが、自然の脅威に直面したり、愛する人との突然の別れに比べたら、何ということもなく、非常にちっぽけなことに憂いているのだと気付かされます。せめて、何らかの意味がある営みであって欲しいとは願いますが、それも贅沢なのかもしれません。

さて、次の公演は、8月23日の霞町音楽堂です。チェロのスター・古川展生さんと、チェロ協奏曲の頂点でありますドヴォルザークのコンチェルトをメインに、色香漂う危険な一夜をお届けします。

牧歌的な旋律美をたたえながらも、決して手の届かないものを何とか掴み取ろうとするかのような激しい曲想は、ドヴォルザークならでは。

そんな胸熱のコンチェルトを更に加熱するかのように、ピアソラの代表作4曲をアペリティフとして据えました。エレクトーン独奏は「新世界から」の終楽章をお届けします。

今回は日曜日の夜公演です。少しは暑さも緩み、お出かけになりやすいのではないでしょうか。ご参加お待ちしております。

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