翡翠宮 at ハイアットリージェンシー東京

日曜日。新宿公園の桜はまだ五分咲きになったかならないかくらいですが、すでにブルーシートを敷き、盛り上がっているグループをたくさん見かけました。

そんな新宿公園にほど近い、ハイアットリージェンシー東京の1階にある中国料理「翡翠宮」では、昨年に引き続き、「杭州・上海・東京 美食祭」プロモーションを開催中です。(期間は3月1日から3月31日まで)

昨年はランチコースで美食祭を体験して上海国際芸術祭へのチケットを入手するパワーを授かりましたので、今年もご利益にあやかって上海行きを目指そうとお誘いを受け、ディナータイムに行ってきました。

春休み中なのでファミリーばかりかと思っていましたが、ほぼ満席の店内は30代から60代の男女が多く、落ち着いた雰囲気でした。

プロモーションメニューは、11.550円と15,070円のコース2種と、アラカルトが用意されていますが、15,070円のコースを注文しました。

コースは両方とも8品構成で、一部重複する料理がありますが、高いコースの方が杭州テイストをより強く印象づける内容になっています。

杭州料理は、例えるなら女性的でヘルシーなイメージ。栄養のバランスがよく、たっぷり食べても、さほど重くありません。

どの料理もなるほど杭州らしさが光りますが、一番印象的で美味しかったのは、「海鮮珍味の杭州風黄湯スープ煮込み 土鍋仕立て」です。

フカヒレ、ナマコ、アワビ、サメの唇が、濃厚で滑らかなスープに泳いでいる感じです。

コースの目玉は「杭州名物 豚バラ肉の六和塔風 焼餅添え」。注文する人数によってタワーの大きさが変わりますので、これは大人数で囲んだ方が楽しいでしょうね。

豚肉のタワーの中には、野菜や筍と肉を蒸した濃厚な身が入っています。筍は苦手ですが、これは不思議と平気でした。

デザートには羅漢果のゼリー。のどにいいと説明がありました。となりの苺プリン(というよりムース)はなぜあるのかよくわかりません。やや蛇足な感じでした。

このコースには、いわゆる麺類や飯類は付きませんが、十分に満腹になりました。サービスも快活で好印象でした。

これで今年も中国上海芸術祭へのエントリーに向けて気合が入りました。
実現したら、ツアーを組んで、皆さんと一緒に上海や杭州でグルメ&音楽三昧の旅をしましょう!