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2005.07.26.(火)

ホテルインターコンチネンタル東京ベイ Club Deluxe Room
InterContinental Tokyo Bay
喜-1 静止画と早送り
客室から見るレインボーブリッジ
この日、首都圏には台風7号が接近する予報になっており、テレビは朝から台風情報一色だった。午後から浦安ブライトンホテルでプリンセス天功のイリュージョンショーを鑑賞することになっていたので、天候を気にしつつも予定通り浦安まで出かけることにした。到着時、時折強風が吹きつけていたが、交通への影響はほとんどなく、ホテル内はいつもと変わらない雰囲気だった。

今年もショーに先立って食事が出たが、パッとしなかった昨年の立食ブッフェとは異なり、着席でのコース料理だった。前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーという内容だったが、なかなか充実した料理が続き、味もよかった。また、サービスにも滞りがなく、落ち着いた雰囲気だった。

ショーは会場を移して鑑賞した。前から2列目の中央という恵まれた環境で、目の前のステージでは迫力のあるイリュージョンが繰り広げられる。だが、約1時間のショーのうち、プリンセス天功その人がステージに登場しているのは半分以下。残りの時間は、魔法軍団と称するアクションスターのような男性チームが中心となって進められる。彼らもまた楽しいパフォーマンスをするのだが、天功の登場を今か今かと待ちわびながら見ていると、少々間延びした印象も否めない。舞台が狭くパフォーマンスしにくそうだったが、レーザー光線の演出など、ホテルの宴会場にいることを忘れさせるダイナミックなステージだった。

ショーを満喫した後は、ホテルインターコンチネンタル東京ベイに向かった。チェックインをしたのは18時ごろ。珍しくラウンジも空いており、それが台風の影響をこの日一番実感させた。

いつもの客室から見る風景は、いつもとはかなり違っていた。多くの船舶が行き交っているはずの海上に、それらの姿がひとつも見えない。それはまるで静止画を見るようで、息を呑むほど美しく感じられえた。

翌日になっても船舶はほとんど見られず、違和感のある眺めだった。海面はガンジス川のように濁り、上空を渦巻くように過ぎ行く雲は、まるで早送りの画像のようにも思えた。

静止画のような真夜中の海 台風の影響で濁った海

[ホテルインターコンチネンタル東京ベイ] 960810 960818 961019 961115 970102 970216 970809 980227 980320 990214 990815 991218 991226 000102 000126 000625 010203 010301 010408 010624 010821 010915 020108 020413 020617 020710 030824 030831 030902 031005 031109 031201 031214 040104 040118 040307 040325 040704 050418

Y.K.