2015.03.28(土) 加古川労音第九コンサート

これまで山口市アンディフロイデ、第九の会in周南と、山口県外不出だった神田将の第九が、兵庫県に飛び火しました。来月本番を迎える加古川労音第九コンサート、めらめらと燃え上がっています。これはすごいことになるに違いありません。

1月のリサイタルを終えた直後に、加古川第九の練習会にお邪魔しました。寒い夜にもかかわらず、多くのメンバーが集まり、川邊先生の楽しい導きのもと、声高らかに歌いました。練習ピアノの河岸さんは、なんと暗譜で弾いているではありませんか。何もできずに見守るだけの私には、手作りのお菓子にコーヒーのおもてなしまで。練習の後は、近くの喫茶店で交流会がありました。エレクトーンに親しみのない方、半信半疑の方もいらっしゃれば、おおいに期待を膨らませてくれている方も。聞いたことがなければ、半信半疑も当然です。でも、それだけ初めて聞く時のインパクトは大きいでしょう。そんな皆さんと和気あいあい会話が弾み、自然とエレクトーンへの理解も深まりました。

そして、さらに加古川第九の皆さんが素晴らしいのは、毎週「Bruder」というミニ新聞を作り、メンバーの士気を高め合っていることです。自己紹介欄に、エレクトーンの豆知識欄、チケットの販売目標、練習の出席率などが満載。これを2週間に一度郵送してくれるので、遠く離れていても皆さんの取り組みを身近に感じられます。そこに最近プロジェクトニュースというのも加わりました。

本番まで一ヶ月となり、今最大の話題はどうやってホールを満席にするか。これは、すべての演奏会における課題ですが、加古川の皆さんをこれを明るく楽しく進めています。私も何とか協力したくてたまりませんが、労音さんは基本的に会員制度を取っており、ひとつの公演だけ参加するのは難しい場合が少なくありません。

でも、今回は「1回会員」としてどなたでもご観賞いただけるとのこと。それなら、遠方からでも参加できますね。ぜひ加古川に応援にいらして下さい。

ホールの下見にも行きましたが、まるで木製の大型ボートをひっくり返したような、とてもユニークで素敵なホールです。木のぬくもりに溢れ、会場と客席が一体となった造り。ここで早く弾いてみたいなぁと思いながら、稽古を進めています。

「団員は少ないですが、美しいハーモニーづくりを目指して頑張っています」とメンバーの皆さん。この熱く燃えている皆さんと一緒に演奏できることを私は誇りに思います。これぞ第九、これぞ音楽です。

加古川労音 神田将エレクトーンによる第九コンサート

日時:2015年3月28日(土) 13:30開場 14:00開演

会場:加古川ウェルネスパーク・アラベスクホール
兵庫県加古川市東神吉町天下原370
TEL:079-433-1100
※アクセスについてはこちらをご覧下さい。

第1部/神田将エレクトーンソロ演奏(約50分)
第2部/第九第4楽章

指揮:川邊甲子郎
ソプラノ:北井春花
メゾソプラノ:貝塚有香
テノール:土田景介
バリトン:池内響

合唱:加古川第九合唱団

エレクトーン:神田将

練習ピアニスト:河岸毅
パート指導:北山恵

チケット会費:1回会員 指定席一般3,500円 指定席高校生以下2,500円
未就学児は入場できません。
本公演では2階席はクローズです。

お申込み・お問い合わせは:加古川労音 079-423-9640までお気軽に!

主催:加古川勤労者音楽協議会(加古川労音)
後援:加古川音楽家協会・加古川市合唱連盟・加古川市青少年団体連絡協議会

エレクトーンのことでお世話になりました:文化堂さんありがとう!
オクダ楽器さんも応援してくれています。