いよいよ5月から霞町音楽堂「奇跡のコンチェルト」シリーズの本編がスタートします。
今回ご紹介するコンチェルトは、ベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第5番「皇帝」。数あるピアノ協奏曲の中でもこれこそが頂点と推す人や、あらゆるクラシック音楽で一番好きというマニアも多く、まさに音楽の皇帝といった風情です。
この作品はベートーヴェンがどん底から這い上がり、絶頂にある時に作曲されました。5曲あるピアノ協奏曲の中で最後の作であり、文句なしに最高傑作と言えるでしょう。同じ頃には交響曲「運命」や「田園」を書いており、名作が次々と生み出された時期でした。
この輝かしい大曲のピアノ独奏を弾いてくださるのは、パリ在住の広瀬悦子さん。どんだけすごい人かは演奏を聞けば一瞬で理解できますが、プロフィールの一部分をご紹介しましょう。
「3歳より才能教育研究会にてピアノを始め、弱冠6歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第26番「戴冠式」を演奏。1992年モスクワ青少年ショパン国際ピアノコンクール優勝、99年パリ国立高等音楽院を審査員全員一致の首席で卒業し、併せてダニエル・マーニュ賞受賞。
ヴィオッティ、ミュンヘン両国際コンクール入賞後、99年マルタ・アルゲリッチ国際コンクールで優勝。その後、パリ・ショパン・フェスティヴァル、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ(ナント、日本、ワルシャワ、ビルバオ、エカテリンブルグ)、ベルリオーズ音楽祭、オランピア劇場でのラジオ・クラシック・フェスティバル、ノーアン音楽祭、ブリュッセル・ピアノ・フェスティバル、フーズム城音楽祭、サントロペの春・音楽祭、アルゲリッチ音楽祭(別府、台北、ペスカーラ)、東京・春・音楽祭、ドゥシニキ音楽祭などに出演し、世界各地で精力的に演奏活動を続ける。」(KAJIMOTO公式サイトより)
こんなものすごいアーティストがエレクトーンと共演してくれるなんて、もっと話題になってもいいと思うのですが、何しろ私の方は馬の骨ですから、誰もこの奇跡を信じてくれないのでしょう。
パリの洗練が薫るベートーヴェン皇帝を味わう前には、ショパンやブラームス、そしてベートーヴェンの弟子でもあり当時この皇帝のピアノパートを演奏したというツェルニーによるフィガロの結婚ファンタジーをご披露くださる予定です。私はおとなしく運命の第1楽章を弾きます。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
ご予約は
https://ongakudo.tokyo/product/miracle-20260524/
こちらの記事も、広瀬さんを知るには最適ですので、ご覧ください。
https://www.designstoriesinc.com/panorama/etsuko_hirose0/


