思わず空を見上げてしまう陽気になった東京の日曜日。朝から張り切って両親を連れ、元祖セレブの街、アークヒルズを訪ねました。
目的は上質な旅を提案するグローバルのランチ会と、サントリーホールで開催されるグローバル60周年記念コンサートの鑑賞です。今回は終日参加者側の立場で、思い切り羽を伸ばしてくつろげる一日。イベントに出掛けるというのは、こんなにワクワクするものなのかと、指折り数えてこの日を待ちました。
しかし、せっかくなら1曲でも弾いてくれたらとのお声をいただき、飛び入り感覚で少し加わらせていただく話に。そりゃ、純粋なお客になれるのも嬉しいですが、やはり私は弾く人。弾ける方がもっと嬉しいのです。
当初の企画ではサックスの三四朗さんが、おひとりでゲストを務めることになっていましたが、せっかくエレクトーンが入るならセッションしようということで、過日は急遽リハーサルをしました。艶やかでいて優しい音色が心地よく、きっといい本番になると確信しました。
こうして迎えた当日。エレクトーンの手配がギリギリだったので、いつも頼りにしている運送屋さんが早くて11時の搬入になってしまうとのこと。開場が11時半なのでセッティングとリハーサル合わせて最大30分。ちょっときついかなと思いながらも、これで行くことに。
時間通りに搬入され、手際よくセッティング。エレクトーンのためにテーブルをどかしてあったので、客室セッティングも急ピッチで。軽く音合わせしてお客様を迎える時間となりました。慌てず急いだ甲斐あって、何とか間に合いました。
ランチ会は、演奏からスタート。三四朗さんと6曲セッションし、エレクトーンソロを1曲弾かせてもらいました。何の心配もなく、音色にうっとりしていたら、あっという間に時間は過ぎましたが、お客様にはとても喜んでいただけて何よりです。
演奏後はお客様のテーブルにお邪魔をして、一緒にランチをいただきました。ふだん入れない会員制の空間で、セレブの皆さまのお仲間にしていただき、特別な経験ができました。
ランチの後はサントリーホールへ移動して、管弦楽団とソリストたちの豪華共演を堪能しました。霞町のコンチェルトシリーズでご一緒するチェリストの海野さんもご出演され、解き放たれた温かい音色で魅了してくれたのが印象に残っています。
楽しく聞かせていただきながらも、心は「あちら側」に居たくてうずうずしていました。サントリーホールのステージはまだ未踏なので、いつかきっと願いを叶えたいと思います。
終演後は両親と軽く食事をして帰宅。夕食と帰りに買った食パンはたまったポイントを使って出費なし。ひょうきん者の父は、今日はぜんぶタダだったよと大満足でした。ただより高いものはないんですけどね。





