関西リハーサルの旅

3ヶ月ぶりの旅から帰京しました。4日間に6つのリハーサルを組み、移動と演奏の連続だったので、あっという間に時間が過ぎて行きましたが、ひとりでの黙食を含めレストランでの食事もできず、会いたい人にも会えず、息抜きや気分転換のまったくない旅に。

ずっと張り詰めていたからでしょうか、帰宅後の反動は大きく、泣き崩れそうなほどに不安定になっている自分に驚きました。すぐにでも楽器に向かいたいところですが、リハーサルを思い出しながら、まずは自分の調整に時間を注いでいるところです。

今回リハーサルをしたコーラスチームは、姫路と宍粟と和歌山の3つ。連続して各チームの持ち味に触れると、その個性がより際立って感じられます。共通しているのは、歌う喜びを求めて集まった人の意欲。投げかける要求やヒントにまっすぐ応えてくれるので、だんだん求めることが難しくなってしまうのですが、集中力が途切れることがありません。

その証拠が休憩時の雰囲気によくあらわれています。感染症予防のため、会場内で一切の会話をしない約束になっているのですが、単に静かなのとは違い、法廷のような引き締まった空気が保たれていました。

その他、平野雅世さんリサイタルのリハーサル、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を米津真浩さんと共演する菊池玲那の稽古、そして自分自身が毎日欠かさず弾き続けているリサイタルの演目と、名曲のシャワーを浴び続けた4日間。共に演奏する方々、主催の方々に接し、それぞれステージを築くことの面白みを改めて感じ、やや寝ぼけ気味だった感覚がやっとシャキッとしました。

7月には4回の演奏会に出演します。それぞれの代表演目を書き出してみますので、ご興味に合わせてご来場いただければ幸いです。皆さまが会場に足をお運びくださることで、私たちは次に進む力をいただいております。惜しみないお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

7月8日 平野雅世リサイタル
プッチーニ全作品よりピックアップした名アリア12曲

7月11日 姫路コンサート
エレクトーンソロ 6曲
ミュージカルナンバー 16曲/他

7月17日 和歌山コンサート
ガーシュイン:ラプソディインブルー
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
尺八奏者辻本好美:オリジナル作品
フォーレ:レクイエム/他

7月31日 清水理恵リサイタル
カンツォーネ、歌曲
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア 狂乱の場(フルート:玉村三幸) /他