9月28日に開催した「音楽のたのしみ」(北千住)は、飾り気のない地下のスタジオに、名作の余韻とともに、それを嗜んだ粋なお客様の鼓動を刻み、終演しました。
今回は演奏曲目が「新世界より」と「展覧会の絵」の二本立てだったこともあり、お客様からのお申込みが少なく、いつもよりゆとりのある雰囲気になって、これはこれでいい感じだったと思います。
また、この演奏曲目に反応してくださるお客様ですから、音楽的な感度が高く、面白いチャレンジを受け入れられる余裕のある方々ばかりで、会場の品位が大きくひきあげられてのも印象的でした。
それでいて、お客様の層は幅広く、お子さんからご長寿(たぶん最高齢はうちの父92歳)まで。ふだん接点のない方々が同じ音楽を聞いて、お隣同士初対面で会話に花を咲かせながらお茶をご一緒するという景色は、私の心を満たしてくれます。
演奏の方は、まだまだ改善すべきところが山積ですが、いい手ごたえでした。ノンストップで45分の「新世界より」と、35分の「展覧会の絵」。やはり、稽古で通して何度も弾くより、本番の一回の方がはるかに消耗しました。同日にもう一度弾けと言われても無理なほどすべてを使い果たしたのは初めてかもしれません。もっと丁寧に無駄のない演奏を目指したいと思います。
ティータイムは小布施堂の新栗お菓子と、吹き寄せあられに、母手製の胡桃ローストをご用意しました。今回は紅茶を奮発して、自分で飲むのはもったいない高級品を選んだのですが、本当に香りがよくて、「展覧会の絵」を弾いている時もその残り香がありました。母の胡桃も大人気!嬉しいです。
終演後、次はいつ?とお尋ねがありましたので、早速、次回を決めました。11月24日14時、ぜひお時間空けておいてください。よろしくお願いいたします。

