地中海料理アチェンド ヒルトン東京ベイ

2月8日は祖母の祥月命日。墓参のため待ち合わせた喫茶店では、会うなり「どうしたの、疲れ切った顔をして」と叔母に心配される始末。ラ・パレットでいかに燃えたのかは、翌日になって一層の実感があります。

消耗したなら食べてパワーを付けるのが一番。グッドタイミングで友人との約束が入り、ヒルトン東京ベイへ。入店は21時過ぎ。遅い時間に食べると溜まりやすいんだよなと思いつつも、ご馳走の誘惑にはかないませんでした。

200席の大きなダイニングも、ディナータイムのピークが過ぎて静かな雰囲気。明るい女性陣とキリッとしたマネジャーに迎えられ、メニューを見る前から今日はいい食卓になるなと直感。サービスによるイントロダクションは、後の時間の質を大きく左右します。

料理はアラカルトの他に、プリフィクススタイルのコースが3種。違いはトータルでの皿数です。幅広い選択肢の中から、自分好みのコースを仕立てるのも楽しみのひとつ。

今回は、前菜、スープ、パスタ類、メインディッシュ、デザート、食後の飲み物という内容のコースにしました。メインディッシュは肉!と決めていたので、その他はなるべくライトなチョイスを。


オーブンローストトマト モッツァレラチーズと生ハム バルサミコドレッシングとバジルの香り
フレッシュトマトのカプレーゼはお馴染みですが、ローストトマトは初めて。温かくて甘みの増したローストトマトとバルサミコの相性が抜群。


パンプキンスープ チョリソの香り
これは以前にもトライしましたが、パンプキンの濃厚な甘さの中に、チョリソの塩気とスパイシーさがアクセントになっていて、すっかり大好きな一品になりました。


鶏肉とサフランのリゾット タラゴン風味
鮮やかなサフランカラーと鼻をくすぐるいい香り。南仏の風がふわっと漂ってくるような一皿です。


国産牛フィレのグリル トリュフソース リゾットガレットと旬の温野菜
プリフィクスコースに組み入れるにはエキストラチャージが必要ですが、奮発した価値がありました。トリュフが悩殺的にまで香るソースは、色艶も抜群。久しぶりの肉に幸せ満喫。


クリームブリュレ 赤い木の実のマリネとカラメルアイスクリーム
食事の最後に楽しむにはちょうどいいサイズ。酸味、甘み、ほろ苦さ、恋の時系列みたい。

サービスはパーフェクト。料理も素晴らしい出来栄えでした。何と言っても盛り付けが非常に美しく、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。都心からちょっと足を伸ばして、リゾート気分のディナー。いいと思います。