和歌山ラーメン

この3日間はレッスンオンリーのセミハードスケジュールです。年始のレッスンですので、穏やかに楽しく濃密に。子どもたちの演奏を聞きながら、やっぱり音楽はいいなぁと、思わず笑顔になる毎日です。

今日の和歌山はいい天気でした。大阪から和歌山までの南海電車は、途中、海沿いを走ります。日曜日の下り電車はガラガラなので、静かな車内で遠くの風景を眺めるのがいつものパターン。いつか和歌山県の奥の方まで行ってみようと思っているのですが、なかなかチャンスがつかめません。

宮井クラスは一日に全員のレッスンをするので、朝から夜までほぼ缶詰です。レッスンそのものは充実した楽しい時間ですから、長時間の缶詰も苦にはなりませんが、終わって外に出る時にはいつも酸欠。帰りの電車に揺られる頃には、生あくびが止まらずに困惑します。

レッスンの合間はほとんど休みません。1時間のランチタイムは、楽器店の担当者やエグゼクティブとの打ち合わせを兼ねた食事をしますが、遠出はできないので、近所で軽くというケースが多くなります。今日はかつ丼。さすが和歌山、かつ丼にも梅干しが付いていました。

夕方には20分の小休止があります。ケーキとコーヒーの差し入れがあるので、気分一新リフレッシュしてラストスパートにのぞみます。全員が終わってから遅い夕食。和歌山では、もうほとんどの店が閉店しています。

これまでは蕎麦屋に寄ることが多かったのですが、今日は和歌山ラーメンを食べました。もちろん初体験です。加減を知らず、ラーメン用の胡椒をたんまり掛けたら、カシミールカレーみたいに刺激的な味になりました。

それからまた南海電車に揺られて大阪市内へ。みんなと一緒の時は、シャキッとしていられますが、ひとりになるとさすがにぐったり。でも、こうして消耗したぶんだけ、子どもたちの実になっているんだと信じています。