since 1998

昨晩降った東京の雪はドラマチックでした。あっという間に木々が真っ白になったかと思えば、数時間後には雲が切れ始め、まるで過ぎゆく夢のよう。東京が白く染まる度に、かつてあった雪の日を思い出します。

1月24日は、私のウェブサイトの誕生日。1998年の開設ですので、今日で14歳になりました。

私のコンピュータに関する知識は、当時も今もさほど変わらず、ほぼエンプティです。エレクトーンの機能を熟知していることから、さぞやマシンに強いと思われているようですが、どちらかというと面倒なことはキライなので、操作をなかなか覚えられません。

そのため、ウェブサイトもクラシックなまま。フラッシュや動画を使った華やかでインパクトのあるサイトに進化させる予定なく、20世紀の終わりに生まれたベーシックなサイトというテイストを残していこうと思っています。

そんなわけで、ツイッターやフェイスブックとも無縁の人生。携帯も「どうしても」という用件以外は通話もメールもしません。時折死んだと思われるのはそのためです。

このブログも、始めるに当たっては抵抗がありました。多くの皆さんとコミュニケーションを取るなんて、引っ込み思案の私には想像を絶する世界だったのです。

そんなブログも間もなく2年になりますが、とりあえずの目標は2014年の6月まで。それは私が演奏家としてデビューしてから20年の節目に当たるから。

ウェブサイトのホテル喜怒哀楽は、更新が遅れていますが、2011年までの分は順次更新予定。そこまで書けば20年分の情報となります。2012年からの分は、スタイルを変えて書いていくことを考えています。

とにかく気まぐれな私に、継続の志気を与えてくれたのは、このウェブサイトやブログと、その読者の皆さんです。つたないページにお付き合いいただき、ありがとうございます。

こちらの写真は、14年も続くと思っていなかった14年前の私。生意気そうですね。いや、実際とても生意気でした。今もそうですけどね。ただ、生意気も貫禄に見える年ごろになったのかもしれません。