外灘画報

外灘画報は中国で人気のある大判の雑誌で、とても多くの発行部数を誇っています。取り上げる話題は最新の時事問題から、ファッション、スタイル、カルチャー、アートなど多岐にわたり、これを読めば上海の今が手に取るようにわかります。

その外灘画報の文化音楽ページに、私の記事が掲載されました。中国語のウェブ版が公開されていますので、ぜひご覧ください。こちらからどうぞ。

今回の掲載が特に嬉しかったのは、記事の内容が客観的で洞察力に溢れていたからです。

取材をしてくれたジャーナリストは若い中国人男性でした。素朴で誠実そうな雰囲気を持った人で、音楽史を学ぶためヨーロッパに留学していたという、音楽のプロフェッショナルでもあります。

膨大な情報を掲載する雑誌のわずかなコーナーのためにも、探究心を持って取材に当たってくれている姿勢を見て、私の方が刺激を受けました。

実際に私の演奏会に足を運び、言葉では伝えきれないものを肌で感じくれたこともありがたかったです。

そして、渋谷でのスリーメンコンサートのことも、資料の動画を見て、書き加えてくれています。

この記事は非常に多くの人の目に触れたことでしょう。読んだ方々の中で、私の演奏に触れる機会を持つ方は極めて少ないかもしれませんが、エレクトーンという楽器の存在や、こうした新しい表現手法を磨いている人間が多数いることを知ってもらうきっかけになるのが嬉しいです。