南米コロンビアグルメフェア チェッカーズ at ヒルトン東京

カリブ海とアンデス山脈に擁かれた情熱の国、コロンビア。コーヒーの産地として有名なことはよく知られていますが、そのコーヒーが世界で最もまろやかだと聞いて一層興味がわきました。また、エメラルドの産出量が世界一なのも、コロンビアだそうです。(私はルビーが好きですけど)

そんな陽気な国、コロンビアの料理を紹介するプロモーションが、ヒルトン東京のブラセリー「チェッカーズ」で開催されると知り、最終日間近になった8月7日に行ってきました。

ホテルからのご案内によれば「SENAコロンビア国立教育機関にて教官を務め、自身もアルメニアのレストランで腕を振るう実力派、カルロス・トレス氏、同じくSENAにて教官を務めるマルタ・モラ・デルガド氏を招き、伝統的コロンビア料理から家庭料理まで、幅広いお料理をご披露いたします。」とのこと。

普段あまり馴染みのない本格的な南米料理がいったいどんなものなのか、しかも、それを監修するのがコロンビアでは超有名なシェフだとくれば、期待が大きく膨らみます。

店に入ったのは午後8時。ちょうどライブ演奏が行われていました。このライブがあるのは8月7日と8日の2日間だけ。それもあって、この日を選びました。

店を入ったところににわかに設けられたライブスペースでは、ギターとヴォーカルが熱のこもった演奏を披露しています。

リズミカルなだけでなく、狂おしいほどの情熱を感じるギター。そして、丈の短い深紅のドレスをまとった女性が歌うバジェナートが、真夏の夜を華麗に彩ります。店内に響き渡る音楽だけでも、思わず体中の血が熱くなるような感じ。異国に迷い込んだようにワクワクした気分になります。

料理はコロンビア料理だけでなく、「チェッカーズ」ではお馴染みの通常アイテムも並びますが、今回のお目当てはコロンビアスペシャルなので、いつもの料理には目もくれませんでした。

やはり同じ南国だからか、東南アジアなどのエキゾチック系料理に通じる部分もありますが、強いスパイスはさほど使わず、思いの外マイルドな味わいです。

それでいて、ヨーロッパの家庭料理を思わせるような料理もあるのは、料理人の経験やセンスによるものなのかもしれませんが、想像していたよりも洗練された料理でした。


前菜いろいろ


チキンサラダ


アヒアコ


バンデハ・パイサ


牛ヒレのコーン揚げとコーン入りマッシュポテト


デザートいろいろ

料理のネーミングは「アヒアコ」とか「エンパナーダ」など、有名なものはともかく、ユニークな響きの名前が多くてとても覚えられませんでした。
締めくくりにはコロンビア産のオーガニックコーヒーを。わずかな時間で南国を旅したような気分を味わえる冒険的ディナーブッフェでした。

料金は6,000円(コーヒー付き)。8月8日が最終日です。お急ぎ下さい!