satiさんの誕生日ライブ向けて

satiさんに出会ったのは古くからの友人の紹介でした。どこか物憂げで、溶けて消えてしまいような儚さがあって、でも核のところでは激しく燃えたぎるものを秘めた人。ああ、この人もまた苦しむことが運命なんだ、ようこそ地獄へ、そんなふうに思いました。

絶対的な天与の個性というのは、アーティストにとっては最高の武器ですが、日常生活においては悲しみの理由にしかなりません。そして、その個性を有利に使いこなせる人はとても少ないのです。私にはその痛みが少しわかります。

そんなところで共感したわけではありませんが、satiさんとライブで共演する機会がありました。satiさんはジャズやゴスペルをルーツにした歌を歌う。私はクラシック。音楽に境界線はないとは言っても、まさに異文化交流レベルで互いが別世界でした。

でも、だからこそ惹かれるところもあり、私は持ち前の好奇心でsatiさんの音楽を神田将風味でサポート。一段楽譜を見て即興的に弾くことや、複雑なコードネームにドギマギするなど、まるで音大生のような新鮮なスリルも体験できました。

つまり、お互いの音楽は確かに広がった。まだまだ交わったとは言えないかもしれませんし、ひとつになってしまったらそれこそsatiでも神田将でもなくなってしまうので、そこはお互い別世界の住人として、側から見ても心地よい交流をするのがちょうどいいんだと思っています。

そんなsatiさんからバースデーライブのお誘いがありました。これまでは引っ込み思案のsatiさんから声が掛かることはありませんでしたので、お、何か変わったなと直感し、喜んでお引き受けしました。人のターニングポイントを見届けるのは気持ちがいいものです。いつものALT_SPEAKERで皆さまをお待ちしますので、ふらりと気楽にお立ち寄りください。

事前のご予約は⇩から。予約なしでも大歓迎!

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satiさんの心情を綴ったブログ⇩

https://satiechoing.wixstudio.com/official-sati-music/blank-16

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